鉛筆を正しく持つメリットとは?
書くことが楽しくなってくる幼児期。「書く楽しさ」は、鉛筆を正しく持てることでも育まれます。
というのも、鉛筆を正しく持つと、腕や目が疲れにくくなって長く書き続けられるようになるため。また、なめらかな線が書けるようになって字がきれいになるというメリットもありますよ!
お子さんが書くことをもっと好きになれるように、小さなうちから鉛筆の正しい持ち方をマスターさせてあげたいですね。
【クイズ】鉛筆の正しい持ち方はどれ?
鉛筆の持ち方を紹介する前に、まずはクイズです!
➀〜⑤のうち、鉛筆の正しい持ち方はどれでしょう。
正解は⑤!親指、人差し指、中指の3本の指で自然に支えるのが鉛筆の正しい持ち方です。
お子さんが間違った持ち方をしている場合も、焦らずに根気よく直していくことが大切。
また、「正しく持たないと上手に書けないよ」ではなく、「こう持ったほうが書きやすいね」「まっすぐ書けたね」など、前向きな言葉を掛けてやる気を引き出してあげることが大切ですよ。
【正しい持ち方の教え方】くるりん型➀尖っている方から掴む
鉛筆の正しい持ち方をおうちで楽しく教えられる方法は2つあります。
まず1つ目の方法は、「くるりん型」。
鉛筆の尖っている方を利き手に向けてから、利き手の親指、人差し指、中指の3本の指で先端をぱっくんと掴みます。
【正しい持ち方の教え方】くるりん型②鉛筆の向きを変える
3本の指で鉛筆を掴んだまま、反対側の手で鉛筆の向きをくるりんと変えます。鉛筆を利き手の人差し指に沿わせるようにしたらできあがり!
【正しい持ち方の教え方】指さし型➀人差し指に鉛筆を乗せる
2つ目の方法は「指さし型」です。
まずは、利き手で指鉄砲のような形を作ってから、鉛筆を人差し指に沿わせるように乗せます。
【正しい持ち方の教え方】指さし型②3本の指で掴む
親指、人差し指、中指の3本の指でキュキュッと掴んだらできあがり!
おうちで楽しく正しい鉛筆の持ち方を身につけよう
鉛筆を正しく持つと、目や腕への負担が少なくなって書くことがさらに楽しくなりますよ。お子さんの良いところを褒めながら、楽しく身につけていきたいですね!
動画では、正しい鉛筆の持ち方を教えるコツもわかりやすく解説しています。「鉛筆の持ち方をうまく教えられない……」とお悩みの方は、ぜひ動画もチェックしてみてくださいね。
◆楽習保育®チャンネル
普段は保育士として活躍している“楽習保育Ⓡレンジャー”の6人が、おうちでできるあそび、そのねらいや効果、そして子どもへのかかわり方のヒントをわかりやすく楽しく発信している、株式会社小学館アカデミーが運営しているYouTubeチャンネル。
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Writer:meruko77
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