オキシクリーンで黒ずみをスッキリ
洗濯や掃除に大活躍する酸素系漂白剤のオキシクリーン。人気の使い方の一つに、「オキシ漬け」と呼ばれるオキシクリーンを使ったつけ置き洗いがあります。このオキシ漬け、ちょっとしたコツで効果がアップするのをご存知でしょうか。
襟元の黒ずみなど気になる汚れをすっきり落とせるオキシ漬けの効果的なやり方について、解説していきます。
オキシ漬けの効果を高める方法:①発泡スチロールの容器を用意する
オキシ漬けは洗面台や洗面器、浴槽、バケツなど水を溜められる場所であればどこでもできますが、容器を発泡スチロールに変えるだけで効果がぐーんと高くなります!その理由は、水温を保てるということ。オキシクリーンを使った漂白で大切なのは、オキシクリーンの量と漬け込む時間、そして温度です。
酸素系漂白剤が効果を発揮する温度は40〜60度。温度が下がると、漂白の効果は急激に落ちてしまいます。発泡スチロールを使うことでお湯の温度を下げずに漬け込めるため、高い漂白効果が期待できるのです。
オキシ漬けの効果を高める方法:②お湯を張った容器にオキシクリーンを入れる
今回は実験のため、発泡スチロールとバケツの両方でつけ置き洗いをしてみました。どちらにも55度のお湯を入れ、お湯の量に合わせたオキシクリーンを入れます。オキシクリーンはしっかり混ぜないと漂白の効果にムラが出るので注意が必要です。オキシ漬け用に泡だて器などを用意して、しっかりと混ぜましょう。
オキシ漬けの効果を高める方法:③漬け込む
洗濯物をお湯に入れて、最低でも30分は漬け込みます。温度を保った方が効果が期待できるので、洗濯物を入れたら蓋をするのがおすすめです。
オキシ漬けの効果を高める方法:④お湯の温度の変化
2時間経過したところで、発泡スチロールとバケツそれぞれのお湯の温度を計ってみました。バケツは55℃から40℃まで下がっていたのに対し、発泡スチロールは52℃。たった3℃しか下がっていなかったので、理想的な温度でつけ置きができました!
オキシ漬けの効果を高める方法:⑤通常洗濯をする
つけ置きした洗濯物は、最後に通常洗濯をしてオキシクリーンを流しましょう。
オキシ漬けの効果を高める方法:結果
今回、バケツと発泡スチロールでそれぞれオキシ漬けしてみました。バケツでのオキシ漬けもちゃんと汚れは落ちていましたが、発泡スチロールでのオキシ漬けも頑固な黒ずみ汚れが落ちてきれいになりました。バケツでのBefore Afterは動画で確認できますよ。
オキシ漬けをするときのコツも解説
動画本編では、お湯の温度以外にもオキシ漬けするときに気を付けたいポイントやコツを解説しています。ちょっとしたひと工夫でより高い効果が期待できるので、ぜひ動画もチェックして実践してみてくださいね。
◆洗濯のお兄さん / しゅんぺい
クリーニング屋の店主・戒能駿平(かいのうしゅんぺい)が、クリーニング店の賢い利用法や裏話はもちろんのこと、洗濯に関するさまざまな悩みを解決し、家庭でも簡単にできる洗濯のコツや経済的な洗濯術を紹介しているYouTubeチャンネル。
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Writer:ななこ
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