ヘアカラー剤のシミは頑固……
浴槽の側面や浴室の壁にヘアカラー剤が付いてしまったら、時間の経過とともにシミになって取れにくくなります。浴室用洗剤を使ってこすっても落ちませんよね。今回は、この頑固な汚れがどうすればきれいに落ちるのか、検証も含めてご紹介します。
4つのアイテムで浴室が傷つかないかを検証
掃除をするにあたり、まずは浴槽や壁面の素材を傷つけないか検証してみました。今回検証で使ったのは、メラミンスポンジ・除光液・キッチン泡ハイターやかびとりいっぱつなど塩素系漂白剤。
擦り洗いの検証の結果は……?
まずはメラミンスポンジ。お風呂掃除に使っている方も多いですよね。光沢のある素材に霧吹きで水をかけてメラミンスポンジで擦っていくと、擦ったところのツヤがなくなってしまいました。研磨力が強いので、浴室の素材も傷つく可能性がありそうです。
次いで、除光液と塩素系漂白剤。それぞれ液体をつけて1時間おいてから擦ってみましたが、どちらも問題なく拭き取ることができました。
洗浄力もテスト!
次に、床にヘアカラー剤を付けて放置した汚れに対してどのくらいきれいにできるか、洗浄力のテストもしてみましょう。メラミンスポンジは素材が傷ついてしまう可能性も考慮して除外しています。
除光液と塩素系漂白剤で検証した結果、どちらもヘアカラーが付着して1〜2時間以内であれば落ちることがわかりました。この2種類であれば、浴室や浴槽の素材を傷つけることなくきれいにできそうですね。
検証結果をもとに浴槽のシミは落とせるのか挑戦!
今回は付着してから年月が経ってしまったヘアカラーに使うので、液だれしにくくしっかりと汚れに密着できる塩素系漂白剤の「かびとりいっぱつ」で挑戦します。かびとりいっぱつは、即効性があるわけではありませんが、時間をかけて確実に汚れを落とす商品です。
「かびとりいっぱつ」をヘアカラー剤のシミにつけて1時間ほど放置してから、シャワーですべて洗い流してみたところ、見事に汚れを落とし切ることができました!カビ取り剤なので浴室のコーキングなどカビが気になるところにもつけて流せば、ヘアカラーのシミと一緒にカビのお掃除もできますよ。
ヘアカラーのシミはきれいになる!
長年放置したシミを落とすため今回はかびとりいっぱつを使いましたが、ヘアカラー剤がついてすぐであれば除光液やキッチンハイターでもきれいに拭き取れることがわかりました。自宅で髪の毛を染めるときは手元に用意しておくと安心ですね。この他、YouTubeチャンネル「お掃除の錫村商店」ではエアコンや洗面台など汚れが溜まりやすい場所のお掃除方法をたくさん紹介しています。気になる方は併せてチェックしてみてください!
◆お掃除の錫村商店
「みなさんが気軽に真似できるようなグッズ紹介や掃除のテクニックを紹介していきたい」をテーマに、さまざまなお掃除術を発信しているYouTubeチャンネル。
YouTubeチャンネル:お掃除の錫村商店
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Writer:ayami
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