デリケートゾーンの黒ずみとは?
毎日下着のなかにあるはずのデリケートゾーン、しかし鏡を使ってチェックすると、意外と黒ずんでいることにショックを受けるかもしれません。
また、他人と比べることもできない場所のため、このままでいいのか、ケアするのか、それすらも迷うことも……。
ここでは、まずそんなデリケートゾーンの黒ずみの原因からチェックしましょう♪
黒ずみの原因
実はデリケートゾーンは、もともと黒ずみやすい場所。そして、この黒ずみの正体はいわゆる色素沈着です。
人間はメラノサイトという色素細胞を持ち、これが皮膚・髪の毛など体のあらゆるところに存在し、摩擦などの外部刺激を受けることによりメラニン色素を作り出します。この過程は外部刺激に対する体のバリア機能にはなりますが、ターンオーバーが正常でないと肌にメラニンが止まり、色素沈着、あるいはシミに繋がることがあります。
デリケートゾーンでも、これは同じ。特にデリケートゾーンが黒ずみやすい原因は、下着の摩擦・トイレットペーパーでの拭き方・洗いすぎ・ナプキン・蒸れ・乾燥・加齢・脱毛など、あらゆる刺激に日々さらされているためです。
30代・40代女性は積極的にケアを!
デリケートゾーンは、特に30代・40代の女性が積極的にケアするべき部分。
なぜなら、30代・40代になると、加齢の影響で肌のターンオーバーは乱れがちになるからです。
また、膣まわりの粘液が少なくなったり、リンパの流れが悪くなってニオイが気になったり、デリケートゾーンに変化が訪れやすい時期なのです。
本当にデリケートな部分だからこそ優しくお手入れしましょう
デリケートゾーンは、その名前の通り、とてもデリケートです。
外部刺激を受けやすく、乾燥しやすく、また他の体部分よりも弱酸性寄りの肌質です。
場所が場所なだけにしっかり洗いたくもなりますが、普通の石鹸だと、刺激が強すぎることもあるようです。
優しくお手入れすることを心がけてください。
デリケートゾーンの黒ずみのケア方法
それでは、敏感なデリケートゾーンをどうケアするのがいいのかをステップごとにご紹介します。
ステップ1:洗浄と保湿
デリケートゾーンのお手入れは、基本的には他の肌と同じように洗浄と保湿が大切です。
ただ注意したいのは、やり方とケア用品の選び方です。
まず洗浄するときは洗いすぎにならないようにし、かつ洗浄剤は刺激が強すぎるものを控えましょう。
ボディ用というよりは、デリケートゾーンにも使えるものがおすすめです。
洗ったあとは、他の肌と同様に保湿を行ってください。
保湿は、セラミドなどの保湿成分が含まれたものが◎
ボディ兼用アイテムもいいですが、専用のものもおすすめです。
ステップ2:日々の生活にも気をつけましょう
デリケートゾーンの黒ずみ対策に洗浄と保湿は大切ですが、もともとの原因になる可能性がある生活習慣にも気をつけましょう。
対策としては締め付けのある下着は控え、肌に直接あたる下着・ナプキンなどは肌に優しい素材を選んでください。
トイレットペーパーはこするのではなく、下から押し当てる程度で十分。
また栄養バランスのとれた食事と規則正しい生活を取り入れ、健康的な生活をすることも大切です。
ひとつひとつ気にしながら生活するのは大変ですが、これらは全て習慣にしてしまいましょう。
ステップ3:マッサージ
デリケートゾーンは、血液循環を考える上で大切なパーツです。
黒ずみ対策としても、マッサージで血流循環を促しましょう。
マッサージするときは、オイルなどを使って肌を傷つけないようにしてくださいね。
<マッサージ方法>
- お腹をぐるぐる円を描くようになでる
- ラインは奥から手前にマッサージ
- お尻まわりはヒップラインにそったマッサージや、全体的にさすって血行をよくする
【番外】皮膚科や美容皮膚科へ行くのも選択肢に
デリケートゾーンの黒ずみ対策では、自分でケアする以外にも、皮膚科や美容皮膚科を受診することも検討してみてはいかがでしょうか。
クリニックであれば外用薬やレーザー治療などを受けることができますが、その分費用がかかったり、肌への刺激が強めだったりすることが考えられます。
皮膚科や美容皮膚科などは自分で判断して、利用するようにしましょう。
デリケートゾーンの黒ずみに効くと噂の市販のアイテム5つを調査!
デリケートゾーンの黒ずみケアはどんなものを使うのがいいのか、チェックしましょう。
ここでは黒ずみ対策に使われることもある、市販のアイテムの口コミや評判を調査。
※なおご紹介する商品は、デリケートゾーン専用ではないアイテムが含まれます。
合うか合わないかは個人差がありますので、利用は自己責任でお願いいたします。
ジャムウハーバルソープ
メーカー:ラブコスメ
成分:石鹸素地、ヤシ油、カミツレ油、アロエベラなど
分類:洗浄剤(石鹸)
デリケートゾーン専用orボディ兼用:デリケートゾーン専用
口コミ:
- 泡立ちは悪いが、とくに不便ではない。
- 使い続けているうちに、黒ずみの色が薄くなってきたような気もする!
- 肌への刺激を感じず、ニオイ対策にも使っている。
- 泡立ちが悪いので、泡立ちネットを使っている。ニオイはなくなったが、黒ずみは変わらない。
ジャムウのハーバルソープは、保存料・安定剤などが一切使用されていないデリケートゾーン専用の自然派石鹸です。
成分にはインドネシアの伝統的ハーブが配合され、古い角質を洗い流します。
デリケートゾーンはもちろん、全身に使用可能です。
ラブコスメ ジャムウ ハーバルソープ
¥2,355
ニベア ボディクリーム
メーカー:花王
成分:水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリンなど
分類:保湿
デリケートゾーン専用orボディ兼用:ボディ兼用
口コミ:
- 色は確かに薄くなったような気がする…。
- 黒ずみはかわらないけど、肌はやわらかくなった!
- ベタベタするし、変化は感じられない。
ニベアの青缶は、人気が高いボディ用クリームです。誰もが1度は手にしたり、使ってみたりしたことがありますよね。
低刺激なニベアは賛否両論ですが、デリケートゾーンの黒ずみ対策に使用する人もいるようです。
NIVEA クリーム 大缶 169g
¥490
ワセリン
メーカー:大洋製薬
成分:ワセリン
分類:保湿
デリケートゾーン専用orボディ兼用:ボディ兼用
口コミ:
- かゆみや乾燥にはよかった。
- 下着につく。
- ネットに黒ずみにいいと書いてあったが、半年つかってもとくに変わらなかった。
ワセリンは定番の全身用クリームですね。刺激が少ないため、敏感肌の人にも使え、あらゆるタイプのワセリンが販売されています。
デリケートゾーンへの使用も問題ないようですが、膣などの粘膜部への塗布はやめましょう。
黒ずみに直接的に働きかけませんが、デリケートな部分の保護としておすすめです。
大洋製薬 ワセリン 100g
¥660
ヒルドイド
メーカー:マルホ
成分:ヘパリン類似物質、グリセリンなど
分類:保湿
デリケートゾーン専用orボディ兼用:−
口コミ:
- 黒ずみは変わらなかった。
- デリケートゾーンには使わない…。
- 顔のシミや美白ケアに使っている。
保湿作用があるヒルドイドは、お医者さんに処方してもらう薬です。
黒ずみに使うこともできますが、口コミをチェックしてもあまり黒ずみに変化が見られなかったり、そもそも使っていなかったり、という人が多いようです。
豆乳イソフラボン 乳液
メーカー:常盤薬品工業
成分:豆乳イソフラボン
分類::−
デリケートゾーン専用orボディ兼用:−
口コミ:
- 豆乳イソフラボンの乳液などでケアして、色が薄くなった。
- 体の黒ずみが薄くなった気がする。
常磐薬品工業から出ている豆乳イソフラボンシリーズ。
イソフラボンは大豆から作られる成分で、保湿作用も。
デリケート専用の商品は出ていませんが、なかには化粧水・乳液などのアイテムをデリケートゾーンケアに使っているユーザーもいます。
効果を感じる人もいるようですが、顔用アイテムはデリケートゾーンには向いていないという見方も。
なめらか本舗 豆乳イソフラボン 乳液
¥990
市販の使いやすいアイテムで、デリケートゾーンの黒ずみ対策!
デリケートゾーンは顔ほど目立たず、体ほど面積も広くないため、ついつい見落としてしまいがち。
日本ではタブーなイメージもあり、ケアをしていないという人も多いかもしれません。
実は敏感なデリケートゾーン、しっかりお手入れをしてあげましょう。
薬局などで手軽に買える市販のアイテムから、黒ずみ対策を始めるのもおすすめです。
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