デリケートゾーンは体でもっとも乾燥しやすい
デリケートゾーンは、下着の摩擦や洗いすぎ、トイレで拭くなど、あらゆる外部刺激を受ける場所です。
乾燥もしやすいため、放っておくと黒ずみ・かゆみ・たるみ・においなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
またデリケートゾーンのなかでも膣まわりの肌の薄さは、目のまぶたと同じぐらいとも。
乾燥しやすいデリケートゾーンは、しっかりケアすることがおすすめです。
保湿のやり方は保湿クリームやジェルを塗ったり、オイルでマッサージしたりします。
それではまず、保湿クリームでのケア方法や塗り方を見ていきましょう♪
デリケートゾーンのケア方法をご紹介!保湿クリームの正しい塗り方は?
デリケートゾーンで保湿クリームを使うときに、どうやって塗ればよいのだろう?と塗り方を迷うことはありませんか。
ここでは正しいデリケートゾーンのケア方法と保湿クリームの塗り方などを解説します。
基本は洗う・流す・保湿の3原則
デリケートゾーンのケア方法は、顔や体と同じように「洗う」「流す」「保湿」です。
洗うときには、ゴシゴシこするのはやめましょう。
洗浄料はデリケート専用ソープ、あるいはマイルドな洗浄力をもつものを選び、泡立てて指で優しく洗います。
膣まわりは自浄作用があるため、外までで大丈夫です。
次は、洗い残しがないようにしっかり洗浄料を流します。
そして、最後に保湿クリームを。
とくにバリア機能がない膣まわりなどのデリケートゾーンは、顔より早く保湿したほうがいいと言われるぐらい乾燥しやすい場所です。
お風呂から出たらすぐに保湿クリームを塗る習慣をつけましょう。
保湿クリームの正しい塗り方は?場所もチェックしましょう!
デリケートゾーンに保湿クリームを塗るときは、お風呂からあがったらすぐに行います。
<保湿クリームの正しい塗り方>
体は濡れたままでも大丈夫ですが、気になるときでも軽く払う程度で十分。
清潔な手に適量のクリームをとり、まずは膣まわりからケアを始めます。
そのあとはお尻から前のほうにすべらせるように。
そして最後にデリケートゾーン全体に塗りましょう。
アンダーヘアが気になるときは、軽めの使用感のクリームが◎
また保湿クリームを塗るときは、指の腹などを使い、優しく行うのがおすすめです。
膣ケアにはオイルを
デリケートゾーンのケアをするときは、最後にオイルでの膣ケアを取り入れるのもいいでしょう。
膣ケアは、外側だけではなく、そのなかまでのお手入れを指します。
膣の入り口のところから優しくオイルを塗ります。もし、できそうなら指を膣のなかに入れてなかをぐるりとなぞるように。
さらに慣れてきたら、1分程度入れたままにしてなかをほぐしてみましょう。
そうすることで、うるおいのある膣になります。
なお、膣ケアは3日に1回程度で十分です。
デリケートゾーンの保湿クリームを選ぶときのポイント
デリケートゾーンの保湿クリームを選ぶときは、専用のものがおすすめです。あるいはデリケートゾーンと同じように弱酸性、かつ無添加で、赤ちゃんでも使えるぐらい肌に優しい成分でできた保湿クリームを選ぶのが理想的。
また乾燥しやすい場所でもあるため、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの保湿成分配合のクリームがおすすめです。
普通のボディ用クリームや洗浄剤をデリケートゾーンに使ってはダメなの?と思うかもしれません。
ph値が他の体部分よりも低いデリケートゾーンでは、ボディ用の洗浄剤だと刺激が強すぎてしまうことがあります。
完全に分ける必要はありませんが、ボディもデリケートゾーンも一緒に使うならば、デリケートゾーンの基準に合わせてアイテムを選ぶのがいいでしょう。
デリケートゾーンにおすすめの市販の保湿クリーム6選
デリケートゾーンにおすすめの保湿クリームを紹介します。
ここでは、デリケートゾーン専用クリームはもちろん、市販で人気のボディ用クリームも取り上げます。
ボディ・デリケートゾーン兼用の保湿クリームを使いたい人は、ぜひチェックしてくださいね。
ただし、ボディ用クリームの場合、専用アイテムではありません。
合う合わないの個人差は必ず出てくるので、使用をするにあたってはパッチテストなどをした上、自己責任でご利用を。
キュレル クリームジャー
弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリーで、赤ちゃんなどデリケートな肌にも使えるキュレルのクリームジャー。
セラミド機能成分が配合され、しっかりと保湿してくれるなめらかなクリームです。
顔・体用ですが、保湿としてデリケートゾーンに使用しているユーザーもいます。
赤ちゃんの肌にも使えるぐらいの優しい成分でできた保湿クリームなので、気になる方はパッチテストなどで確認した上、自己判断で利用してくださいね。
キュレル クリーム ジャー 医薬部外品 90g
¥1,650
ヴァセリン
ボディ用クリームとして愛用者も多いワセリンは、デリケートゾーンにも使用できます。
ワセリンは肌の水分保持をする働きをもつため、デリケートゾーンの乾燥やかゆみ、外部刺激の対策におすすめです。
また、アンダーヘアの形を整えるときに使うのも便利。
口コミ:
- 生理前のかゆみ対策に使っていますが、かなりおさまります。
- デリケートゾーンの黒ずみに効果はなかったが、使用感は悪くなかった。
ヴァセリン ペトロリュームジェリー 368g
¥748
ニベア ボディクリーム
薬局にいけば必ずあるニベアの青缶。
ボディ用・顔用と全身に使っている人も多いと思いますが、こちらも専用ではないもののデリケートゾーンにも利用しやすいタイプです。
肌馴染みのいいホホバオイルなどの成分が配合され、家族で一緒に使える低刺激の保湿クリームです。
口コミ:
- 保湿にはいいけれど、黒ずみには効果がなかった。
- 家にあったためつけてみたら、ヒリヒリした。体につけても荒れなかったのに…。
- デリケートゾーンの肌がしっとりした。
ニベア ボディクリーム 56g
¥302
ヒルドイド
ヒルドイドは、ペパリン類似物質が配合されているため、乾燥した肌に適した保湿剤です。
また塗布した部分の血行を促進する働きを持ちます。
乾燥しやすいデリケートゾーンに使用する場合もありますが、医療用医薬品のため、お医者さんの診療なしでは基本的に処方してもらえません。
アベンヌ トリクセラNT フルイドクリーム
アベンヌのトリクセラNT フルイドクリームは、生後1か月の赤ちゃんも使える肌に優しい全身用保湿クリームです。
カサつきやすい敏感肌の人にも向いています。伸びの良いクリームで、家族で一緒に使えるのも魅力。
専用アイテムではありませんが、肌に優しいクリームなので、そのままデリケートゾーンの保湿に使っている人もいます。
もちろん合わない可能性もあるので、事前にしっかりパッチテストをし、自己責任でのご利用を。
アベンヌ トリクセラNT フルイドクリーム
¥3,520
アンティーム ホワイトクリーム デリケートゾーン用美容クリーム
手軽なボディクリームもいいですが、デリケートゾーン専用の保湿クリームは、そのための配慮があるため使いやすいですね。
アンティームオーガニックのホワイトクリームは、Vライン・ワキ・乳首などのデリケートな部分に使用可能。
保湿の働きをもつ米ぬかエキスやドクダミエキスが配合されているため、乾燥しやすいデリケートゾーンのケアにおすすめです。
口コミ:
- パッケージがかわいいのがお気に入り。
- VIO脱毛しているため、その保湿ケアとして使用しています。
- とくに効果は感じていないが、黒ずみは薄くなったような気がする。
アンティーム ホワイトクリーム
¥2,860
デリケートゾーンは保湿クリームを使って乾燥をふせぎましょう
デリケートゾーンは、お風呂後すぐに保湿クリームでケアしましょう。
保湿クリームを塗ることで乾燥対策はもちろん、肌が保護され、黒ずみ・かゆみなどの肌トラブルをふせぐことに繋がります。
ただし、敏感な部分なので、使う前のパッチテストなどを忘れずに。
自分の肌にあった保湿クリームを取り入れてくださいね。
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