「そうめん」と「ひやむぎ」の違いって?
本来、そうめんとひやむぎの違いは製法の違いによって呼び分けていたと言われています。
生地をひたすら伸ばして作ったのがそうめん、生地を作って切ったものをひやむぎとして区別していました。
でも、機械で製造するようになってからは見分けがつかなくなったため、現在は太さによって呼び方が分けられています。
- そうめん:太さが1.3mm未満
- ひやむぎ:太さが1.3〜1.7mm
ちなみに、ひやむぎよりさらに太いものは「うどん」として区別しますよ。
ほんの少しの違いですが、太さによって食感が異なりそれぞれ違った美味しさが楽しめるので、食べ比べてみるのもおすすめです!
そうめんとひやむぎの違いで楽しむ食べ方①それぞれに合った薬味をチョイス
そうめんとひやむぎの違いは関係なく、麺を茹でてめんつゆにつけて食べるのが一般的ですよね。
麺に合った薬味やめんつゆを選ぶことで、より美味しくいただけますよ。
細くてコシのあるそうめんは、蕎麦と同じように濃いカツオ出汁に、香りの強いミョウガやネギ、シソなどの薬味がおすすめ。
そうめんよりも太いひやむぎは、うどんのように少し甘めの汁に、海苔や天かす、七味唐辛子などの薬味がぴったりです。
そうめんとひやむぎの違いで楽しむ食べ方②温かいにゅうめん
冷やすだけでなく、温めたにゅうめんも人気の食べ方の一つ。
そうめんとひやむぎのどちらでも美味しくいただけますが、あえて細めのそうめんを選ぶことで、うどんと違い柔らかな食感が楽しめます。
冷え性さんや暑い日に冷たいものばかり食べているのが気になるときでも、にゅうめんなら温かいものがサッと食べられますね。
梅干しを加えれば、夏でもさっぱりいただけますよ。
そうめんとひやむぎの違いで楽しむ食べ方③納豆などでアレンジして
そうめんとひやむぎの太さの違いを利用して、アレンジを楽しむのもアリ!
例えばひやむぎなら、うどんのように納豆おろしなどで味付けしてもいいですね。
さらに夏野菜を加えたり、大人用に食べるラー油で味付けしたり。
めんつゆだけで食べるのに飽きたときにもおすすめのレシピです。
そうめんとひやむぎの違いで楽しむ食べ方④余ったら焼いてリメイクしよう!
そうめんとひやむぎの悩みあるあるが、残ると麺が伸びて保存ができないこと。
伸びた麺はそのまま食べても美味しくないので、余ったときは炒めものなどでリメイクするのがおすすめですよ!
例えばそうめんなら、豚肉とゴーヤを一緒に炒めたそうめんチャンプルーが人気ですよね。
太めのひやむぎなら、かた焼きそばのように焼き付けて食べるのもおすすめです。
このように、そうめんとひやむぎの違いを理解することでアレンジの幅が広がりますよ♪
2つの違いを楽しみながら、夏の献立に美味しく取り入れてみてくださいね!
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