基本的な化粧の順番とは
大人になると毎日のメイクは身だしなみを整えるために欠かせないですよね!
いつもなんとなく手短に済ませているメイクですが、化粧の順番が間違っているとメイクの仕上がりや持ちが悪くなることもあります。
化粧水や乳液を丁寧につけないとメイクが崩れやすくなるし、ベースメイクを適当に塗っていると化粧がヨレたり発色が悪くなったりすることも。
正しい化粧の順番をしっかりマスターして、美肌マスターを目指しましょう♪
化粧水などでスキンケア
メイクの前の基本といえば、化粧水などでしっかりとスキンケアをすることです。ここを手を抜くといくら丁寧にメイクをしても崩れたり、肌荒れの原因になったりしてしまうのでしっかりと手順をチェックしておきましょう。
- まずは洗顔からスタート!朝の洗顔は皮脂を取りすぎない程度にたっぷり泡立てて優しく洗ってください。
- 洗顔後はお肌に水分を浸透させるのをイメージしてたっぷりと化粧水をつけましょう。
- 化粧水をつけたら、クリームor乳液の順で肌になじませて油分でしっかりとお肌にフタをします。
- スキンケア完了後、5分以上経過してから化粧をスタート!
メイク崩れを防止するためには、お肌がしっかり乾いてからはじめることが大切です。乾かないうちに化粧すると肌なじみが悪くなり、化粧がヨレてしまいます。5分待っている間に他の支度を済ませるか、急いでいるなら軽くティッシュオフするのもおすすめです。
日焼け止めを塗る
紫外線はシミやシワの大敵!肌の老化を招く原因になるのでメイクをしてもしっかりと日焼け止めを塗りましょう。
<日焼け止めの選び方>
- 日常生活や通勤程度なら「SPF30・PA++」くらいのものを選ぶ。
- 公園やアウトドアなど外で長時間過ごす場合は、さらにUVカット効果が高い「SPF50・PA+++」以上のものを選ぶ。
<日焼け止めの塗り方>
- おでこ、両頬、鼻、あごの5点に指で適量の日焼け止めをポンポンのせてから、顔の外側に向かって伸ばします。
- 2時間ごとに塗り直すのがベスト。
- メイクをしている場合は日焼け止めスプレーやパウダーを使うと便利。
化粧下地に日焼け止め効果の成分が含まれているものがありますが、その場合は日焼け止めを塗る工程をスキ丸山さんが30分くらい時間ほしいそう!
後で時間決めましょう💦ップして大丈夫です。メイクの仕上げに日焼け止めスプレーをプラスすると効果的です!
コントロールカラーでトーンアップ
日焼け止めを塗ったら、コントロールカラーで肌のトーンアップをしましょう。
コントロールカラーとは、ニキビの赤みやシミ、くすみ、クマといった肌悩みをカバーしてくれるアイテムです。肌の色ムラを均一にするので仕上がりがキレイに見えます。
コントロールカラーにはブルー、パープル(ラベンダー)、グリーン、イエロー・オレンジ系、ピンクがあり、肌悩みに合わせて色を選びましょう。それぞれの効果は以下の通りです。
<コントロールカラーの効果>
- ブルー:肌の黄色みを抑えて、明るく透明感をアップ
- グリーン:ニキビ跡などの赤み顔をカバー
- パープル:肌の黄色みを抑えながら血色感をプラスして透明感をアップ
- イエロー・オレンジ系:くすみやシミ、クマをカバーしてトーンアップ
- ピンク:顔色が悪いときに血色感をプラス
化粧下地を塗る
ファンデーションの前に化粧下地を塗ることで、メイクのノリや持ちを良くする効果があります。
化粧下地には皮脂やテカリを防止してくれるものやUVカット効果のあるものがあるので、お好みに合わせて選びましょう。
化粧下地の塗り方は、小豆粒大くらいの量を両頬、鼻、おでこ、あごに均一にチョンとのせて、顔の中心から外側に向かって伸ばしていくだけ。
メイクがヨレないように、以下のポイントもしっかりと抑えましょう。
<化粧下地を塗る時のポイント>
- 量は付けすぎず、力を入れずになでるように塗る
- 目元や口周りなどよく動く部分は特に薄めに伸ばす
- 鼻筋と小鼻は上から下に向かって伸ばす
- つけすぎてしまったらテッシュオフして余分な油分をとる
ファンデーションで質感をつくる
化粧下地を塗ったら、いよいよファンデーションの出番!
ファンデーションは肌をキレイに見せる効果がありますが、種類によってはツヤ肌・マット肌といった好みの質感を作ることができます。
ただし、肌をキレイに見せようとして、ファンデーションを厚塗りするのは逆効果。付けすぎると厚塗り感が出て化粧がヨレてしまいます。
シミ・くすみなどファンデーションで隠しきれない部分は、次のステップでご紹介するコンシーラーを併用すると良いでしょう。
ファンデーションの塗り方は化粧下地と同じように、顔の中心から外側に向かって伸ばしていくのが基本です。スポンジやブラシなどを活用して、毛穴の奥まで密着させるように優しくポンポンとのせていきましょう。
ファンデーションにはパウダータイプやリキッドタイプなどがあり、種類によってベースメイクの順番や付け方が異なりますので、後ほど詳しくご紹介していきます。
コンシーラーできれいな肌に
ファンデーションで隠しきれない部分は、コンシーラーを使うことで自然にカバーすることができます。
コンシーラーには、クマやシミ、ソバカスやくすみ、ニキビ跡などをピンポイントにカバーする効果があります。それぞれの悩みに適した種類がありますので、好みに合ったものを選んでみましょう。
<コンシーラーの種類>
- スティックタイプ
- 硬めのしっかりしたテクスチャーで、シミなどをピンポイントでカバーすることができます。スティック状なので手軽に塗りやすく初心者におすすめ。ただ、乾燥しやすいので、保湿ケアはしっかりと!
- リキッドタイプ
- 液状のテクスチャーでカバー力はやや弱めですが、伸びがいいので広範囲に塗りたいときにおすすめ。保湿力もあるので、乾燥しやすい目元や口周りに適しています。
- パレットタイプ
- 何種類かの色のコンシーラーがセットになっているので、肌悩みが多いときに使い分けたり、自分の肌色に近い色を作れたりできます。肌色に合わせることで白浮きしないので、自然にカバーすることができるメリットがあります。
- クリームタイプ
- 柔らかいクリーム状で、カバー力も保湿力も高いのが特徴です。少量で色づきも良いため、つけすぎに注意しましょう。
- ペンシルタイプ
- 鉛筆タイプのコンシーラーで、そばかすなどの細かい部分のカバーに適しています。小回りがきくので使いやすく、適度な硬さによってカバー力もあります。
フェイスパウダーで化粧崩れを防ぐ
ファンデーションを塗ったあとは、フェイスパウダーでベースメイクの仕上げをしましょう。
フェイスパウダーは油分のないさらっとしているパウダーで、皮脂や汗のテカリを抑えてメイク崩れを防ぐ効果があります。特に、リキッドファンデーションなどテカりやすいベースメイクの仕上げに最適です。
フェイスパウダーにはプレストパウダーとルースパウダーの2種類ありますが、それぞれの特徴に合わせて選びましょう。
<フェイスパウダーの種類>
- プレストパウダー
- 見た目はパウダーファンデーションに近い固形タイプのフェイスパウダーでメイク直しにもおすすめ。肌へしっかりと密着するのでカバー力が高いのも魅力です。
- ルースパウダー
- 粉状のサラサラとしたパウダータイプのフェイスパウダーで、お肌にポンポンとふんわりのせて使います。透明感やスベスベの柔らかいお肌に導いてくれます。
ファンデーションによって異なる化粧の順番
ファンデーションには大きく分けて3つのタイプがあります。
ファンデーションの種類によって、化粧の順番が変わってくるので自分が使っているタイプの手順をしっかりと確認しておきましょう。
<主なファンデーションの種類>
- パウダーファンデーション
- リキッドファンデーション
- BBクリーム
パウダーファンデーションの場合
パウダーファンデーションは、粉が固まった固形状のファンデーションのことで軽くのせるだけでしっかりカバーしてくれるのが特徴。
油分がなく、程よいしっとり感で外出先でも気軽にメイク直しができます。
<パウダーファンデーションの化粧の順番>
パウダーファンデーションの場合は、日焼け止めと化粧下地までは基本的なベースメイクの順番と同じですが、その後はコンシーラーを先に塗ってからパウダーファンデーションで仕上げます。
油分を抑えるフェイスパウダーを使う必要がないので、時短メイクにおすすめ!コンシーラーを先に塗ることを覚えておきましょう。
リキッドファンデーションの場合
リキッドファンデーションは、油分が多いクリーム状のファンデーションのことで保湿力が高いのが魅力です。
お肌が乾燥する時期でも粉浮きせずに、ツヤ感のあるお肌に仕上げることができます。
<リキッドファンデーションの化粧の順番>
リキッドファンデーション(もしくはクリームファンデーション)の場合は、「基本的な化粧の順番」でご紹介した手順で問題ありません。
アイテムをひとつひとつ肌の上に塗りながら重ねていかなければならないので、薄く伸ばして厚塗りに注意しましょう!
BBクリームの場合
韓国メイクのブームから人気になったBBクリームですが、実はドイツで生まれのアイテムで、元々は肌の修復のために作られた医療用コスメなんですよ。
BBクリームはこれ1本で、メイク下地・コンシーラー・ファンデーションの3つの役割を持っているのが特徴で、時短メイクをしたい方におすすめです。
<BBクリームの化粧の順番>
BBクリームの場合は、スキンケア→日焼け止めを塗ったあとにBBクリームを塗ります。そのあと、フェイスパウダーで仕上げましょう。
日焼け止め効果のあるBBクリームの場合は、日焼け止めを塗る工程をカットしてOK。BBクリームの種類によって、美白ケアなど様々な効果が配合されているので、どんな効果があるのかしっかりと確認しておきましょう。
BBクリームとCCクリームの違い
最近では、BBクリームと似ているCCクリームというベースメイクも人気ですよね。
どちらも同じように見えますが、効果が異なるので自分に合ったものを選びましょう。
<BBクリームとCCクリームの違い>
- BBクリーム
- 医療用コスメで使われることもあり、肌のくすみや色ムラをしっかりカバーしてくれるのが特徴。色々なアイテムを塗る手間がなく、一本で簡単にメイクを仕上げることができます。
- CCクリーム
- CCクリームとはコントロール・カラーの意味で、化粧下地に加えて肌の色味や明るさをコントールすることができるのが特徴。ピンクやラベンダーなど、さまざまな色味があり、自分似合った肌色にカバーすることができます。
まとめ
ベースメイクと一言で言っても、使うアイテムによって順番や使い方が異なることが分かりましたね。
順番を間違うとメイクの仕上がりが悪くなってしまうので、自分が今使っているアイテムはどの順番に使えば良いのかしっかりとチェックしてみましょう!
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