熱中症対策に!夏のドリンクレシピ①経口補水液は手作りできる
夏バテや熱中症や下痢などの脱水症状のときの水分補給におすすめされているドリンクが「経口補水液」。
実は自宅にあるもので手軽に作れることはご存知でしたか?
経口補水液とは、食塩とブドウ糖を混ぜて水に溶かしたもので、普通の水よりも水分の吸収がしやすく治療にも使用されています。
水やお茶だけだと電解質が足りないので、脱水症状があるときはナトリウムイオンなどの電解質が含まれている経口補水液で水分補給することが効果的です。
ブドウ糖は砂糖で代用可能なので、水・塩・砂糖があれば自宅で作ることが可能です。
詳しいレシピは次の通りです。
<材料>
・水……1リットル
・塩……小さじ1/2
・砂糖……大さじ4と1/2
・レモン汁(お好みで)
作り方は、材料を混ぜるだけで完了!
濃度が大切なので分量はしっかりと計りましょう。
塩と砂糖だけの味付けじゃマズくて飲みにくい場合は、レモン汁で味付けすると飲みやすくなります。
レモン汁の他にもリンゴ酢やフルーツジュースを代用しても良いでしょう。
家で突然、脱水症状っぽくなってしまったときや、熱中症の恐れがありそうな日にこのレシピを覚えておくとサッと作れるので安心ですね。
熱中症対策に!夏のドリンクレシピ②蜂蜜レモンソーダ
食欲のない日でもサッパリとして飲みやすいレモンジュースは、夏に欠かせないドリンク♪
レモンには、疲労回復効果が期待できるクエン酸が含まれているため、暑さで疲れている体にぴったり。
また、ビタミンCには活性酸素の除去やアンチエイジング効果があるといわれていて、紫外線が気になる夏の美肌ケアにもおすすめです。
そのまま飲むと酸っぱいレモンですが、炭酸水や蜂蜜を加えたレシピなら毎日美味しく味わえそうですね!
熱中症対策に!夏のドリンクレシピ③赤しそジュース
梅仕事がはじまる夏になると梅干しを漬けるための赤しそが多く並ぶようになりますが、赤しそは夏のドリンクとしてもおすすめ!
ビタミンやミネラルといった夏に嬉しい成分がたっぷり含まれていますが、他にも抗酸化作用のあるロズマリン酸や動脈硬化の予防になるαーリノレン酸など、美容や健康にうれしい成分もたくさん含まれています。
赤しそジュースのレシピは、煮込んだり、葉っぱをこし器でこしたり、と少し手間はありますが、1度にたくさん作っておけば冷蔵庫で3週間ほど持つので、夏の疲労回復ドリンクとして常備しておきたいですね。
真っ赤な見た目がおしゃれなので、夏のおもてなしにもぴったり♪
おしゃれなグラスで手作りドリンクを楽しめば、夏がより楽しくなりそうです。
熱中症対策に!夏のドリンクレシピ④飲む点滴!生甘酒
“飲む点滴”と呼ばれるほど健康効果が高いと今ブームになっている「甘酒」。
点滴と同じくらいの栄養成分がたっぷりと含まれていて、江戸時代から“夏の栄養ドリンク”として甘酒を冷やして飲むことが定番になっていたそうです。
甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の二種類がありますが、酒粕は少しアルコールが含まれていて飲みにくい場合があるものの、米麹はノンアルコールなので子供でも美味しく飲むことができます。
そんな甘酒ですが、実は水と米麹があれば手作りすることができます♪
手作りした甘酒を生甘酒といいますが、市販のものよりも栄養成分がたっぷり残っているので効果も抜群!
発酵させるために炊飯器などを使いますが、ヨーグルトメーカーを使ったレシピなら、温度と時間設定ができるので失敗なく作れますよ。
そのまま飲んでも美味しいですが、豆乳を加えるとさらに飲みやすくなるのでいろいろアレンジを加えて楽しんでみてくださいね。
熱中症対策に!夏のドリンクレシピ⑤余ったかき氷シロップでお酢ドリンク
夏といえばやっぱりかき氷を楽しみたい季節♪
自宅で手作りをするご家庭も多いですよね。
色んな色を楽しみたいからとかき氷シロップをたくさん買ったものの、結構余ってしまうことも……。
かき氷シロップは、手作りドリンクレシピで活用すれば、お店のようなおしゃれなジュースを作ることができます!
こちらは、疲労回復効果のあるリンゴ酢を炭酸水で割ってかき氷シロップで色付けしたお酢ドリンク。
見た目が涼しげで夏にもぴったりです。
さらにおしゃれに仕上げるために、丸くくりぬいたスイカを入れたらまるでハワイにいる気分に。
暑い日は、おうちでリゾートドリンクを楽しむなんていうのも良いですね。
熱中症対策に!夏のドリンクレシピ⑥ゴーヤココジュース
夏バテやお肌の紫外線対策にぴったりのゴーヤは、キュウリやトマトの5倍以上のビタミンCを含んでいるといわれているほどの夏の優秀食材!
魅力たっぷりのゴーヤですが、苦味があるので毎日食べるのは正直難しいですよね。
そんなときにおすすめなのがゴーヤのジュースです。
「なんだか青汁みたい……」と思うかもしれませんが、ゴーヤココジュースのレシピでは、ココナッツウォーターとりんごジュースを混ぜているので、子供でも飲みやすいドリンクになっています。
こちらのドリンクは体の熱を冷ます効果があるので、外から帰ってきたときや運動したあとに飲むのがおすすめ。
冷房のある室内にずっといるときや、冷えやすい体質の方は避けておいた方が良いでしょう。
熱中症対策に!夏のドリンクレシピ⑦スパイスたっぷり♪蜂蜜レモンのジンジャエール
レモンジュースに飽きたら試してみたいのが、スパイスがたっぷり効いた手作りジンジャエールのドリンク。
夏に飲みやすいサッパリとしたドリンクですが、ジンジャーを加えることでクーラーに当たりすぎた冷えた体もケアしてくれます。
自分で作るのは難しそうなイメージがありますが、スパイスを用意すればあとは材料を煮て、炭酸水、レモン、氷で割るだけなので簡単♪
生姜もチューブタイプのものでOKです。
ジンジャエールは、スパイスの濃さによって味が変わってくるので、自分好みの味を見つけてみてくださいね!
熱中症対策に!夏のドリンクレシピ⑧コーヒーゼリーのフラペチーノ風
夏はスタバでおしゃれな冷たいドリンクを飲んで一休み……なんて方も多いですよね♪
それならスタバで人気のフラペチーノを自宅で手作りしてみませんか?
こちらは、コーヒージェリー&クリーミーバニラフラペチーノを再現したレシピで、夏に食べやすいコーヒーゼリーとたっぷりの生クリームが食欲をそそります。
難しそうに見えますが、インスタントコーヒーや市販のコーヒーゼリーを使うのでとても簡単!
自分で作れば、お好みの甘さに調節することができますよ。
カフェインの摂り過ぎは気になりますが、ポリフェノールとカフェインには抗疲労効果があるので、夏は適度に取ることで夏バテ対策にも繋がります。
こんな風におしゃれな飲み物を作ってカフェタイムをすれば、暑い夏も楽しくなりそうですね。
本格的な熱中症対策用ドリンクから、夏のおもてなしにぴったりなおしゃれなドリンクまで、おすすめのドリンクレシピをご紹介しました。
暑くて食欲がない日でも、サッパリした飲み物なら手軽に飲めるので、こうした夏バテ対策になるドリンクレシピを覚えておくととても便利です。
シーンにあわせて、ぜひ自宅で作ってみてくださいね。
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