家の中でできる♪赤ちゃんの発達段階別「脳トレボール遊び」のやり方

Baby&Kids / Life style

寒い季節や雨の日には、子どもと何をして遊ぼうか悩んでしまいますね。
そんな日には、お家でもできる「脳トレボール遊び」に挑戦してみましょう!
ボールがあるだけで、生まれたての赤ちゃんから3歳頃の子どもまで、様々な遊び方ができますよ♪

― 広告 ―
榮樹実
榮樹実
2019.01.27

赤ちゃんの脳を育てる!「ボール遊び」って?

赤ちゃんは、産まれた瞬間から、普段の生活や遊びの中から様々な刺激を受け、脳や体が発達していきます。

そのため、赤ちゃんの目を引く様々なおもちゃが発売されていますよね。しかし、毎回おもちゃを買い足していては、キリがありません。

そんな時にはボール遊びがオススメ!

ボールさえひとつあれば、生まれたての赤ちゃんから3歳頃まで、遊び方のバリエーションも様々なんです。

さらに、雨の日でも楽しく遊べるのが良いところ。

お家の中でもできる、赤ちゃんの脳を育てる「脳トレボール遊び」を発達段階別にご紹介します♪

赤ちゃんの発達段階別「脳トレボール遊び」ねんね期:ボールをにぎにぎ

生まれたての赤ちゃんは、とにかく全てが初めてのことで刺激ばかり!

原始反射といって、手や足に何かが触れると、ぎゅっと掴んだり反応する反射が残っています。

この時期の赤ちゃんには、特別大きな刺激を与えず、優しく触れたり、声をかけてあげることが大切です。

手のひらにボールを触れさせてあげるだけで、にぎにぎして、その手触りを楽しんでくれますよ。

そして、ボールをにぎったら、優しく声をかけてあげましょう。

手に何かが触れたり、赤ちゃんを撫でてあげるだけでも、脳への刺激となり、神経細胞の発達を促して脳トレとなります。

原色の赤や青、黄色などのボールを選んであげると、さらに目を引きやすいでしょう。

赤ちゃんは丸いものに注目しやすいので、この時期からボール遊びを始めても楽しんでくれます。

赤ちゃんの発達段階別「脳トレボール遊び」お座り期:コロコロ転がしてみよう!

お座りができるようになった赤ちゃんは、両手を自由に使って、しっかりと遊べるようになります。

おもちゃや、動くものへの興味もどんどん増してくる頃なので、ゆっくりとボールを床に転がして見せてあげましょう。

「コロコロコロ」と声に出して話しかけながら、赤ちゃんの方や、体を横切るように、ボールを転がしてあげます。

動く物を目で追う「追視」は、脳の発達にとても効果的といわれています。

慣れてきたら、座った状態でボールを投げることもできるようになっていきますよ。

つかむ、転がす、投げるといった様々な動作を行うことで、脳トレだけではなく、手や指先の動きを練習し、発達を促します。

投げたり転がしたり、初めてのキャッチボールができるようになり、パパも一緒に楽しんで遊んでくれるはずです♪

赤ちゃんの発達段階別「脳トレボール遊び」あんよ期:色分け&お片づけ遊び

あんよができるようになると、とにかく動き回りたくなります。見た目ももう赤ちゃんではなく、幼児らしさが増してきます。

脳の中でも、体を動かす運動や、モノを見る視覚野、音を聞く視聴野など、基礎となる部分がほとんど完成してくる頃です。

特にこの頃は、見たもの、聞いたことを脳の中で結びつけて動きに変えたり、自分の言葉で発したりするようになる成長の時期。

この時期になったら、ボールを色分けして色の名前を覚えたり、お片づけの習慣を覚える遊びをしてみましょう。

赤・青・黄色など三原色のボールを用意して、「赤いボールはどれ?」などと声をかけます。

初めは少ない色からスタートし、繰り返し行っていくことで、色の名前を覚えていくはず。

色の名前を覚えることができたら、最後には「お片づけしようね」と、袋や箱などに色別に仕分けることを教えてあげましょう。

さらなる脳トレ遊びを行いながら、お片づけの習慣も身につくきっかけとなりますよ。

動きたい盛りの子が外に出られない時には、お部屋にボールをたくさん広げて、色分け遊びをさせてあげるのがオススメ!

お部屋の中でも、体全体を動かしながら脳トレ遊びを楽しめます♪

赤ちゃんの発達段階別「脳トレボール遊び」2〜3歳頃:重さ当てクイズ

2〜3歳の子に大切なのは、基礎が付いた脳の力を上手に伸ばしてあげること。

知識を教え込むのではなく、自分で「どうしてだろう」「これはなんだろう」と考えるシーンを作ってあげることが重要です。

コミュニケーションが取れるようになり、物を口に入れて飲み込んでしまう心配がなくなってきたら、小さめのボールを追加するのも◎

同じ大きさの袋やペットボトル容器などに、違う形のボールを入れたものを数種類用意します。もちろん、ボールだけではなく、他の材料を利用してもOK!

「どっちが重い?」と手に持たせて、クイズを出してみましょう。

キッチン計量器などを利用し、重さを量って比較し、正解を見せてあげます。

見た目が大きいボールよりも、小さなボールがたくさん入ったものの方が重いという経験をすることで、自分で考え、楽しみながら遊ぶことができますよ♪

手軽に手に入る丸いボールは、実は脳トレにも効く万能のおもちゃ!
生まれたての赤ちゃんの頃から、成長に合わせて、様々な遊び方で楽しむことができますよ。
外遊びではもちろん、家から出られないときでも、赤ちゃんと一緒に遊んでみてくださいね♪

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

― 広告 ―