産後の体を癒すセルフケア①血行を良くする
産後の体を癒すセルフケアにはまず、「血行をよくする」ということを意識した体操をはじめると良いでしょう。
産後1~2ヶ月は、妊娠前の体の状態に戻ろうとする『産褥期』(さんじょくき)。
出産でダメージを受け、疲れている体を回復させるには安静にするのが一番です。
この時期に激しい運動をするなど、無理をしてしまうと、後々思わぬトラブルを招いてしまう原因に。
産褥期には、無理のない『産褥体操』で血行を良くし、疲労回復を促しましょう。
<心と体をリラックスさせる腹式呼吸>
1.仰向けに寝て膝をまげて、腰幅に広げます。
2.両手をお腹に当て、お腹がへこむまで口から息をゆっくり吐きます。
3.鼻から息を吸い、お腹を膨らませます。
産後の体を癒すセルフケア②バランスボールで腰痛のケア
産後は育児に忙しく、体も疲れ気味。
赤ちゃんを抱っこすると腰痛が辛い、というお悩みも多いものです。
でも育児に追われて腰痛対策が後回しになっていると、だんだんとひどくなってしまいます。
「バランスボールを使った腰痛セルフケア」なら、気軽に取り入れることができるのでおすすめ!
セルフケアはとても簡単で、バランスボールに乗ってバランスをとって弾むだけ!
産後のお母さんの体に負担なく有酸素運動ができるので、骨盤底筋を鍛えて腰痛改善させましょう♪
産後の体を癒すセルフケア③ストレッチで骨盤の歪みケア
産後の体を癒すセルフケアには、「ストレッチで骨盤の歪みをケア」する方法もおすすめ。
道具も必要なく、自宅で気軽に始められるので、育児に忙しいママも思い立った時にできるのが魅力です。
座った状態で5分ほどお尻で歩く体操は、骨盤の歪みに効果的なんだとか♪
骨盤周辺の筋肉を使うので、お尻やウエストを引き締めるのにも効果的なんですよ。
産後の体を癒すセルフケア④インナーマッスルを鍛える
骨盤周りの「インナーマッスルを鍛える」ことは、産後のママのお悩みである尿漏れ改善の効果も期待できるセルフケア。
産後のママの骨盤は、出産のために緩んだ状態。
この緩みを改善しないと、臓器が下に下がり、思わぬ疾患の原因になりかねません。
<産後におすすめの運動>
1.仰向けに寝て両膝を立てて、膝を左右倒すように腰をひねります。
2.仰向けに寝て、腰に両手を当て、両足を腰が上がるまで持ち上げ下ろします。
3.両足を肩幅に開き、片膝を曲げ胸に近づけます。左右交互に繰り返します。
産後の体を癒すセルフケア⑤授乳時の姿勢を正す
「授乳時の姿勢を正す」ことも、産後の体のセルフケアには取り入れていきたいことのひとつ。
背中を丸めて繰り返す授乳は、いつのまにか肩こりの原因になってしまうだけではなく、背中や腰にまで負担がかかっています。
正しい授乳姿勢を心がけることが、ママの体の負担を減らすポイントですよ。
赤ちゃんの顔の高さとママの胸の高さを合わせ、背筋を伸ばして深く腰掛けるのが、負担が少ない授乳姿勢。
クッションを使うなどして、赤ちゃんの顔の高さを調整してみましょう♪
“産後の体を癒すセルフケア”5つを、ご紹介しました。
産褥期は無理をせずに、1ヶ月検診が過ぎてから、時期に合わせてセルフケアを取り入れてみてくださいね♡
育児中のリフレッシュにもなること、間違いなしですよ!
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