「まさか」になる前に!迷子になりやすいシチュエーションって?
子どもとショッピングモールなどへお出かけした際、一緒に行動していたはずなのに、気が付いたら見失ってしまった。
そんなヒヤッとした経験はありませんか?
子どもと一緒に行動する際は、いつだって万が一の事態を想定しているはずなのに……。
それでも起こってしまうのが、迷子です。
では子どもは、どんなシチュエーションだと迷子になりやすいのでしょうか。
・子どもが目標物を見つけたとき
・親が立ち止まっているとき
・子どもに、お菓子売り場やおもちゃ売り場で待っているように伝えたとき
これらはいずれも、ママであれば「あるある!」と思うようなシチュエーションばかり。
子どもは体が小さいので、人込みに紛れてしまったり、物陰に隠れたりすると、すぐに見えなくなってしまいます。
さらに、子どもはたった数分の間でも「長い」と感じてしまうため、「ここで待っていてね」という約束は、危険なのです。
出かける前に!自宅でできる「迷子対策」
子どもは、"もしもの場合"を想定した行動が、いつでもとれるわけではありませんよね。
だからこそ、おうちで事前に「迷子対策」を教えておくことが非常に大切です。
おすすめしたいのは、下記の3つの方法です。
・子どもに、自分の名前を言えるよう練習させる
・訪れる施設の案内図などを、あらかじめホームページでチェックしておく
・目印になるような色のアイテム(例 黄色の帽子/赤いスカートなど)を身につけ、それを子どもにも伝える
これらは、子どもにとっても、カンタンにお約束できる項目です。
万が一に備えて、まずはおうちでできる対策から始めておきましょう。
当日現地でできる「迷子対策」もお忘れなく!
事前に親子で確認しておいた「迷子対策」以外にも、現地でできる対策もあるので、覚えておきましょう。
・困ったことがあったとき、伝えるべき人を教える
(例 「ママとはぐれてしまったら、緑のエプロンを付けたお兄さんに言うんだよ」)
・はぐれてしまった際の集合場所を決めておく
・案内図を見て、自分たちの行動ルートを確認する
目的地に着いたときに、親子でこれらを確認することをルールづけておくと、子ども自身も迷子への認識が変わってきます。
仮に迷子になってしまった際にも、「どの人にその事態を伝えるべきか」などが分かるようになりますよ。
出先では「子どもから目を離さない」を徹底
当たり前ではありますが、出先では、「親自身が子どもから目を離さない」ということを念頭に置いて行動しましょう。
例えば、おもちゃ売り場で子どもが「まだ遊びたい!」とごねた場合。
「じゃあ、ママはそっち(少し離れた売り場)を見てくるから、そこで遊んでてね。あとでお迎えに行くからね」と言い残し、その場を去ってしまったことはありませんか?
このように、ちょっとしたことが迷子の原因になるのです。
複数人で遊びに行くときも、
「誰かが子どもの面倒を見てくれるから大丈夫」などと、気を抜いてはいけません。
1人の子どもに対して保護者が1人付くような意識で過ごしましょう。
子どもの年齢に応じてできる対策を考える
迷子は、活発に動き始める《2〜3歳頃》から起きやすい、と言われています。
今回は、さまざまな対策をご紹介しましたが、"年齢に合った対策を考える"ということも、非常に大事であると言えるでしょう。
まだ2歳くらいであれば、自分の名前を言ったり、待ち合わせ場所を決めたりするのは、難しいかもしれません。
それであれば、目立つ色のアイテムを身につけさせ、万が一の場合に備えるなど、わかりやすい対策がおすすめです。
3〜4歳であれば、館内図などを一緒に見て待ち合わせ場所を決めたり、行動ルートを確認することができますよね。
親は、その施設の迷子案内所などの場所も、しっかり把握しておくようにしましょう。
子どもは、自分の目標を見つけてしまうと、それにしか目が行かなくなってしまうもの。
たくさんの人がいる場所での迷子は、親と同じように、子どもも不安な気持ちになってしまいます。
お出かけする際、ママはいつも以上に子どもの行動に気を配っておきましょうね。
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