子供を叱った後のフォローのテクニック①フォローはどうして必要なの?
子供を叱った後に、子供が普段の様子にすぐに戻るようなら、フォローを入れる必要はない、といいます。
ですが、多少なりともママや子供の不快感が尾を引くようであれば、固まった心をほぐしてあげることが必要になるのだそう。
実際に、子供の心に届く叱り方というのは難しく、つい感情的になってしまったり、一方的になってしまったりしますよね。
そんな時、ママと子供の関係がこじれないようにするため、そして、次回叱る時の効果をより高めるために、叱ったあとのフォローは必要なのだそうです。
子供を叱った後のフォローのテクニック②上手な気分転換で笑顔を取り戻す
子供を叱った後、お互いの不快感をすぐに回復させるために有効なのは、ズバリ、上手な気分転換。
ですが、なにも特別なことをする必要はなく、「おやつを食べる」「絵本を読む」「ごっこあそびに付き合う」などの楽しいと思えることを一緒にしたり、「ギューっとハグをする」「手を繋ぐ」「ほっぺにキスをする」などのスキンシップや笑顔を意識しましょう。
このようにすることで、「ママが自分のことを嫌いになったわけではなく、悪いことをしたから怒られた」と、子供もママの愛情を感じられるのです。
子供は、ママが楽しさや嬉しさを共有してくれると、素直になるそうです。そのためにも、ママも素早く気持ちを切り替えて、笑顔を見せられるといいですよね。
子供を叱った後のフォローのテクニック③ママも謝るべき!信頼感を育むコミュニケーション
そして次に大事なのが、自分でも行き過ぎた声を出してしまったり、感情的・一方的に怒ってしまった…と感じた場合は、さりげなく謝ること。
「さっきは怒りすぎてごめんね」などと、怒り方に間違いがあったことを認め、子供に謝ってみるのです。そして、「でもママは、〜をして欲しくなかったのよ」など、気持ちを伝えるとより良いですね。
我が家でも、4歳の子供を叱る際、感情的になってしまった時に謝るようにしたら、子供も嬉しそうに、「そうだよねぇ。」などと相槌を打っています。
「ママも気をつけるから、◯◯ちゃんも今度からこうしてね」などと伝えることで、子供の親に対する信頼が芽生えるそう。ぜひ積極的に取り入れたいですね。
子供を叱った後のフォローのテクニック④叱ったあとのセルフコントロールで、イライラ体質を改善!
子供が思うように動いてくれず、イライラして怒鳴ってしまう…そして、そんな自分にもイライラし、しまいには「自分はダメな母親だな」と落ち込んでしまう。
こんな負のスパイラルにハマってしまうことは、ありませんか?
そんな時は、自分の心を上手にコントロールする基本ステップを思い出すことが有効です。まずは、自分の感情に気がつくこと。イライラは無意識に起こるもので、悪いことではありませんが、「あっ、自分はイライラしているんだ!」と冷静に自分を見ることが大事です。
そして、冷静にイライラした自分を認識したら、ゆっくりと息を吐くこと。隣の部屋に行くなど、子供と物理的な距離を取るのもオススメです。
最後に、イライラの気持ちの奥に潜んでいる「期待」に気がつくこと。イライラの根底には、なにかしらの「期待」があり、それが思い通りにいかないからイライラするのだそうです。
その「期待」を実現する方法を考えるべきで、イライラをぶつけるのが得策ではないと悟るのが、有効です。
いかがでしたか?しつけに必要不可欠とは言え、上手に子供を叱り、育てていくのは、並大抵のことではありません。ですが、「完璧な叱り方ができない」などとあまり落ち込まず、叱った後の上手なフォローテクニックを取り入れることで、自分自身の子育てにたくさんのマルをつけられるようになると良いですね。
可愛い子供との毎日を、よりハッピーに過ごすために、ぜひ参考にしてみてください。
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