マタニティハラスメントの実態とは▶4人に1人が職場でのマタハラ経験者!?
ある調査結果によると、妊娠経験のある女性のうち4人に1人がマタニティハラスメントの被害を職場で受けた経験があるとのことです。
例えば、「妊娠は病気じゃないんだから」「こんな忙しい時に妊娠?」などの嫌味は日常茶飯事で、妊娠・出産を機にした無理やりの部署変更や雇用契約の打ち切り、退職の強要など多くの理不尽な仕打ちが挙げられます。
マタニティハラスメントの克服方法①法的に訴える
権利を主張するばかりが得策とは言えませんが、正しい法律の知識や権利を知ることは大切です!
妊娠を理由に解雇や雇止めを受けてしまったら、まずはそれを確認する証明書を請求しましょう。
メールで請求すると、交付してもらえなかった時に、その理由が分かります。
また、職場を辞めたくない、もっと頑張りたいなどといった内容のメールを送っておくと、返信があったかどうか、返信があればどんな内容かなどの記録が残せ、マタニティハラスメントの事実があったとして、後から有利になりますよ。
マタニティハラスメントの克服方法②記録に残す
妊娠中に、マタニティハラスメントでは?と感じることがあれば、レコーダーを持ち歩き、職場での上司との会話を記録することをおすすめします。
無い場合には、日記や手帳に、「日付」「時間」「場所」のほか、言われた内容を一言一句忘れないうちに正確に記録しておきましょう!
そして、記録したものを労働基準監督署に相談する時に一緒に提出します。
マタニティハラスメントがあった証拠となりますよ。
マタニティハラスメントの克服方法③泣き寝入りはダメ!
職場でのマタニティハラスメントにおいて、絶対的に避けたいのが泣き寝入りをすることです。
マタニティハラスメント被害が明るみになり、厚生労働省はマタハラの判断基準を明確化し、企業への指導を強化し対策を講じています。
男女雇用機会均等法の改正【平成29年1月1日施行】
上司・同僚からの妊娠・出産等に関する言動により、妊娠・出産等をした女性労働者の就業環境を害することがないよう防止措置を講じること。
対策意識が高まっている今、相談する窓口も増えています。
泣き寝入りせず、諦めないでくださいね!
本来喜ばしい妊娠・出産も、職場環境によっては精神的苦痛を伴うこともあるようです。
泣き寝入りすることのないよう、法的知識や権利をしっかりと把握しておきましょう。
備えあれば憂いなしですよ♪
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