夫へ、こんな言葉を掛けてしまってはいませんか?
育児中、妻が夫に対してつい掛けてしまいがちな言葉が、こちらです。
「なんで◯◯してくれないの?」
「あなたは父親の自覚がなさ過ぎる!」
「ちゃんと◯◯してよ」
「◯◯持ってきてくれない?」
どの言葉も、頑張って手伝おうとしてくれている夫に向けた言葉です。
要求したいことはストレートに伝わり、とてもわかり易いとは思いますが、どのワードも上から目線ですよね。
全ての「主語」が自分(妻)ではなく、相手(夫)側にあることから、そう感じるのです。
夫としても、このような上から目線で命令されてばかりでは、良い気分はしないはず。それどころか、逆に怒らせてしまったり、やる気をなくさせてしまうこともあるでしょう。
主語を自分に置き換えてみましょう♪
では、自分の要求をストレートに伝えながらも、相手に不快な思いをさせず、自発的に行動を促すためには、どうしたら良いのでしょうか?
答えは簡単!「主語を自分に置き換える」のです。
「私は今、◯◯をして貰えると助かるな。」
「私は、◯◯の父親っぷりが見れると嬉しい!」
「ここはこうして貰えると良いかなぁ。」
「私は今◯◯だから、◯◯して貰えないかな?」
どれも自分自身(妻)を主語に置き、要求を伝えています。
この話し方であれば、攻撃的にならず、相手の自発的行動を促すことができます。
今までの伝え方で「何だよ!」とイラッとしていた夫も、主語を置き換えるだけで、驚くほど素直に行動してくれるかもしれません。
次第に夫婦間のトゲもなくなり、育児で不安定になりがちなママの心も、落ち着いてくるはずです。
子供にも”主語を自分にして”声かけしよう!
この「主語を自分に置き換えた伝え方」は、我が子に接する時にも使えるものです。
子供が言うことを聞いてくれない時、悪いことをした時など、ママはつい「何で◯◯してくれないの?」「早くこれをしなさい!」と注意してしまいがち。
これらの主語は、全て子供になっていますよね。こんな時にも、主語を自分に置き換えてみましょう。
「ママは◯◯して貰えると嬉しいよ。」「今これをして貰えるとすごく助かるな。」と、自分の気持ちを伝えるようにするのです。
難しい言葉や感情はわからない子供も、大好きなママが喜べば嬉しいもの。なかなか素直にものごとを聞いてくれなかった子供も、きっと変わってくれるはずですよ♡
いかがでしょう?ちょっとした違いにも関わらず、相手への伝わり方は大きく変わるもの。
「自分を主語にした伝え方」を続けていくことで、自分自身はもちろん、周りのみんなも気持ちよく行動できるはずですよ♪
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