そもそも「プライド」って?
プライドと聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?
良くないもの
お高く止まっていそうな人
上から目線の人
人の言うことを素直に聞かない人
自分が一番だと思っている人
自分を守るもの
自分の存在を証明するもの
自分自身を誇りに思うこと
自分を大切にすること
いろいろなイメージを持っていると思います。
では、私たちが「プライド」という言葉を口にする時は、どのような時でしょうか?
誰かに対して「あの人、プライドが高いよね。」という時と、自分に対して「プライドが邪魔をして……。」というような場合が多いのではないでしょうか。
プライドがある=自分の価値を認める
「プライドがある」ということは、「自分のことを誇りに思う」「自分のことを素晴らしいと思う」こと。
つまり、自分の価値を認めている状態です。
こう聞くと、凄いことと思うでしょうか。それとも「な~んだ、そんなことなのね。」と思うでしょうか。
あるいは「自分のことを凄いと思うなんてナルシストね。」と思うかもしれません。
プライドが高い/低い、ある/ないの違いは?
では次に、プライドが高い/低い、ある/ないということについて、考えていきましょう。
私たちがプライドという言葉を使う時は、
「あの人はプライドが高い。」
「あの人はプライドがないのでは?」
といった使い方をしますよね。
イメージの具体例を見ていきましょう。
*プライドが高い人とは……
・人から何か言われるのが嫌な人
・何かと上から目線の人
・自分の世界を持っていて、それが1番だと思っている人
*プライドが低い人とは……
・自分から声をかけていく人
・人の意見に耳を傾けられる人
・誰にでも公平に関わる人
*プライドのある人とは……
・自分の考えをしっかりと持っている人
・堂々としていて自信のある人
・人に振り回されず軸のある人
*プライドのない人とは……
・自分のことに責任を持っていない人
・自分の意見がなく、他人に流される人
・自信がない人
これらはあくまでも私の考えですので、みなさんもご自身で考えてみて下さい。
さて、ここで注目していただきたいのは、プライドが高い人とプライドのある人の違いです。
プライドが高い人は自分を苦しめている!?
プライドが高い人とプライドのある人とでは、私たちの持つ印象が違います。
プライドがある人に対しては、好意的に感じられるのですが、プライドが高い人となると、嫌なイメージを持ちませんか?
プライドはないよりもあった方がいいのですが、高すぎてしまうと、人に良い印象を持たれなくなってしまいます。
ではなぜ、プライドを高くするのでしょうか?そもそも、ある程度のプライドさえあれば、高くする必要はないはずです。
プライドの高い人というのは、そうしなければ自分を保てない場合が多く、自分に価値があると思うことで自分を守っています。
自分のプライドを守ることが最優先になってしまっているのですね。
プライド美人になるには、自分の価値も認め、相手の価値も認めることが必要です。
自分のプライドを守るのと同じように、相手も自分のプライドを守っているのだと知ることで、プライドは高い低いではなく、「大切なもの」という理解に変わりませんか?
自分に大切なものは、相手にとっても同じなのです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。