女性が「集団行動」を好むのは大昔の名残り?
女性が集団行動を好む理由をお話しするために、大昔の狩りをして生活していた時代に遡りましょう。
男性は、家族を養うために狩りに出かけます。そして女性は、洞穴で家族の安全を最優先に過ごします。
女性は戦う技術を持っていませんので、集団でいることが自分の身を守る方法の1つでした。
私たちは、もともとの女性の性質を備えているため、自分の身を守るための安全策として、現代でも集団行動をとろうとするのです。
集団の一員でいると、何だか安心しますよね。
しかし、時代と共にその傾向も薄れてきて、1人で行動する女性が増えてきました。
以前は、1人でいると変わり者、嫌われ者と思われがちでしたが、最近では「自立した女性」という新たなイメージ像として捉えられるようになりました。
ところが、女性は自分たちと考え方や行動が違う人に対しては"敵"と捉えやすいため、そのような自立した女性に対して"嫉妬"という別の感情を抱きがち。
そして結局、「自分たちとは違う=敵」とみなされてしまいます。
頭ではみんな違って当たり前と思っていても、心の奥底ではザワザワしてしまうのです。
「集団行動」が苦手な女性の気持ちは……?
集団でいるのが苦手だという女性は、人と一緒にいるのが嫌いなわけではありません。
集団にありがちな、「みんな同じ」「みんな一緒」という拘束される"集団行動"が嫌なのです。
みんなと同じ行動をしないと仲間外れにされてしまうのではないか……という思いから断れず、無理をして付き合う方もいます。
嫌われたくないという気持ちが先立ち、自分の気持ちを後回しにしてしまうように。そうすると、だんだんと集団でいることが苦痛になってきてしまいます。
集団に属していても、自由な行動の選択ができる雰囲気であれば、苦痛にはなりません。
「集団行動」が苦手な自分をどう強くすればいいの?
集団行動は苦手だと思っていても、子供の付き合いなどで、集団に属さなければならない場合もあるかもしれません。
そのような時には、どうしたらいいのでしょうか。
大切なことは、自分の考えをしっかりと持つこと。どうしたいのか自分の軸で考え、決断することです。
最初は、とても勇気がいると思います。
しかし、自分の軸で行動をしていくと、今までなぜあんなに人の顔色を気にしていたのだろうと思うほど、自分の考えで行動できるようになります。
周りがどう思っても、大事なのは自分はどうしたいのかという気持ちです。
自分の気持ちを大切にできる人は、相手の気持ちも大切にできます。そのような人が、本当の意味で自立した強い女性なのではないでしょうか。
自分を強くする目的は、人にも自分にも優しくなるためともいえます。
"強い"というのは、周囲と戦うことではありません。周りにいる"自立した強い女性"は、自分の考えをしっかり持ち、相手の考えも受け入れてくれていませんか?
自分の意識が変わると、環境も変わりはじめ、苦手な人付き合いや、居心地の悪い集団行動をしなくなります。
理想の人生に近づくために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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