"お手伝い制"ってどうなの?子どもへの《お小遣いの渡し方》

Baby&Kids / Life style

金銭感覚を小さな頃から身につけることができ、成長のきっかけにもなる「お小遣い」。
小学生では、500~1,000円くらいが相場だとも言われますが、子どもへのお小遣いの渡し方は、どのようにするのが最適なのでしょうか。

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2018.12.29

子どもへのお小遣いの渡し方① 定額制と報酬制どっちがいいの?

お小遣いをどうあげようか考える際にまず悩むのが、毎月の「定額制」がいいか、「報酬制」がいいかという問題です。

日本では、「お手伝いをするのは家族として当たり前」という価値観から、定額制を選ぶ節もありますが、海外では報酬制が主流なのだそう。

と言うのも、働いた分だけもらえる報酬制は、「頑張って働けば報酬がもらえる」という社会のルールを小さな頃から教えることができるからです。

ただし、報酬制では、お小遣いのもらえないお手伝いはしなくなるなど、「報酬のないことはしない」となってしまうことも……。

また定額制では、もらったらすぐに使い切ってしまうといったケースもあるそうです。

子どもへのお小遣いの渡し方② 「定額制+報酬制」のススメ

子どもへのお小遣いの渡し方としての定額制と報酬制には、それぞれメリット・デメリットがあります。

その両方のいいところを活かせるのが、「定額制+報酬制」。

少額で、毎月決まったお小遣いを設定し、あとはお手伝いの頑張りに合わせて、50円などちょっとずつお小遣いをあげるようにしてみましょう。

金銭感覚も養える、おすすめの方法です。

子どもへのお小遣いの渡し方③ 使い道にはルールを決めよう

お小遣いの無駄遣いを防ぐためにも、渡す際には、使い道を自分でしっかり検討できるよう、親として見守る姿勢も忘れずに!

「無駄遣いをしない」

「買う前に本当に欲しいものかを考える」

そんな買い物する際の姿勢を少しずつ伝えることで、子どもが大きくなったときにも役立つ、正しい金銭感覚が養われます。

子どもへのお小遣いの渡し方④ 前借りや渡しすぎはNG!

もう一つ、気をつけておきたいのが、お小遣いの前払いや渡し過ぎです。

「1ヶ月、毎日お手伝いをするから!」と約束したからといって、お小遣いを前払いするのは、子どもの教育に良くありません。

また、あまり大きな額を渡すのも、小さいうちには避けた方がいいでしょう。

親として考えなければならないことも多い、お小遣いの渡し方。
子どもにとって、小さな頃からお金の使い方を学ぶ大切な経験になるからこそ、親もしっかりと考えていきたいですよね。
考え直してみると、自分の無駄遣い癖を直すきっかけにもなるはず。
子育てをしながら、自分の成長にもつながるよう、子どものお小遣いとしっかり向き合ってみましょう!

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Yui.O

毎日をちょっと楽しくするための妄想が止まらないフリーライターです。
家事や子育てを笑顔でできるような情報発信をしていきたいと思います!