専業主婦に生命保険は不要?もしもの備え「ママの保険」を考えよう!

「夫は生命保険に加入しているけれど、自分は加入していない」というママは少なくありません。

専業主婦に生命保険は必要ない?それとも、子どもがいるなら少しは必要?

今回は、ママの生命保険について考えてみましょう。

そもそも「生命保険」は何のために入るの?

生命保険とは、もしものことがあった場合に、残された家族が経済的に困らないように備える商品です。

一家の大黒柱であるパパにもしものことがあった場合、家計は大きなダメージを受けます。

残された家族の生活を支えていくために、生命保険に加入しているパパは多いことでしょう。

では、ママにもしものことが合った場合、家計はどうなるでしょうか?

専業主婦の場合はもともと収入がないため、「生命保険は必要ない」と言われることも少なくありません。

しかし、子どもが小さいうちは、ベビーシッターや家事代行サービスの利用が必要な場合もあり、"支出が増える"可能性が高いのです。

さらに、パパが育児と仕事を両立させるために、時短勤務や異動を希望したり、転職したりして、収入が減る場合もあります。

このような事態を想定すると、やはりママにも何らかの備えが必要と言えます。

「国の保障」も頼りになるけれど……

生命保険を考える前に、まず確認しておきたいのが国の保障です。

専業主婦のママにもしものことがあった場合、

・18歳未満(障がいがある場合は20歳未満)の子どもがいる
・残されたパパの収入が850万円未満

という条件を満たしていれば、パパは「遺族基礎年金」を受け取ることができます。

遺族基礎年金の金額は、18歳未満の子どもの人数によって決まっています。

18歳未満の子どもが1人なら年額約100万円、2人なら約123万円、3人なら約130万円という金額に。

これ以降は、1人増えるごとに約7万円ずつ加算されます(平成29年度)。

例えば、5歳と3歳の子どもがいるママが亡くなった場合。

パパが受け取ることができる遺族基礎年金は、上の子が18歳になるまでの13年間は毎年約123万円、その後2年間は毎年約100万円で、合計すると約1,800万円になります。

これだけあれば、保障は十分に思えますが、これは下の子が18歳になるまでの総額です。

1ヶ月あたり約10万円の遺族基礎年金で、時短などによる収入減と、ベビーシッターや家事代行サービスのための支出増をカバーできるかどうか、年単位で考えておきましょう。

保険と貯蓄でバランス良く備えるのが正解

"掛け捨てタイプ"といわれる保険は、安い保険料で大きな保障を得ることができるため、パパやママに向いています。

ただし、何ごともなければ満期金などはナシ。保険料を払っただけになってしまいます。

そこで考えておきたいのが、貯蓄とのバランスです。

貯蓄は、保険と違ってコツコツ貯めていくしかありません。

十分な金額が貯まる前にもしものことがあった場合は、生活が苦しくなってしまう恐れもあります。

もちろん、何も起こらなければ、貯まったお金は、旅行や買い物など別の目的で使うことも可能です。

このように、保険と貯蓄は異なる特徴を持っています。

保険ですべてを準備しようと思わずに、必要最低限の部分は掛け捨てタイプの保険で備えつつ、しっかりと貯蓄をしておくことが大切です。

家計の状況によりますが、300万円~1,000万円程度の保険金額で、子どもの小学校卒業くらいまでの期間を目安に、保険を検討してみてはいかがでしょうか。
ついほったらかしになってしまっている、ママの生命保険。

もしもの場合に、家事や育児を手伝ってくれる親や親戚が近くに住んでいるかどうかによっても、必要な保障金額は異なります。

一度、「うちの場合はどうかな?」と具体的に考えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

宮野真弓/本気の家計プロ

宮野 真弓(みやの まゆみ)
1979年生まれ。宇治市在住。3人の男児の母。

【肩書】…

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