小学1年生の勉強方法① 「勉強しなさい」は逆効果!
小学1年生のうちからたくさん勉強させれば、頭が良くなるかも……?そう考える方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、小学校での生活に慣れて、勉強のクセをつけるという生活習慣が大切です。
最初から「勉強しなさい!」とガミガミ言ってしまうと、反抗心からやらなくなり、勉強は辛いものという印象になってしまいます。
家庭学習の習慣をつけるためには、
・10分でも良いので、夕飯前や夕食後などに勉強の時間を作る
・ひらがな表や図鑑などを目につくところに置いておく
・読み聞かせのように、親子で教科書を読んでみる
など、生活の中で自然と勉強の時間を取り入れてみるのも一つの方法です。
小学1年生の勉強方法② 苦手を知るには「親子の会話」
「今日、学校で何があったの?」と、会話で楽しみながら子どもの様子を聞き出すママも多いと思います。
その流れで、今日の勉強についても毎日聞いてみましょう!
・今日はどんな勉強をしたのか
・うまくできたことは何か
・うまくできなかったことは何か
具体的に掘り下げて聞いてみることで、子どもが得意なこと、苦手なことが見つけられます。
また、「毎日、パパやママにいい報告をしたい!」という意識から、勉強のやる気が出るといったことも期待できます♪
ダメなことでも否定せずに、会話を楽しむムードを壊さないようにしましょう。
小学1年生の勉強方法③ 「反復練習」を毎日数分続けよう
では実際に、どんな勉強をしたら良いのでしょうか?
本屋に行くと、小学1年生向けの参考書がたくさん並んでいて、「あれもこれもやらなきゃ……」と焦ってしまいますが、あまり手を出しすぎると親も子どもも疲れるだけ。
最初は、学校で習った計算や教科書読みなどを、1日10分繰り返して学習するだけでもOK。
勉強の習慣をつけることが大切なので、これだけでも十分なのです。
基礎中の基礎を、十分すぎるほど毎日繰り返すことで、自信にもつながります。
小学1年生の勉強方法④ 国語力は低学年で決まる?
国語や作文の力は、授業だけではなく、遊びや家庭の中のコミュニケーションでも形成されていきます。
生活習慣の工夫しだいで、国語力はアップできるものなのです。
特に取り組みやすいのは、毎日読書をすること。教科書でもかまいません。
また、親子で楽しい会話をすることや、できるだけ作文を書く機会を作って慣れさせておくのもおすすめです。
家族で交換日記を書いてみるのも楽しそうですね♪
小学1年生の勉強方法⑤ ほめ方にも注意が必要!?
ほめる子育てが推奨されていますが、あからさまにほめすぎるのも、考えものですよね。
家庭学習を習慣化させたいなら、結果よりも「成果」をほめてあげましょう!
「こんなに本を読めたんだね」
「教科書を暗記できるまで、たくさん読めたんだね」
など、努力をほめることで勉強へのやる気が出て、自ずと結果につながります。
また、ほめ方として、「感心」する方が効果的だとも言われています。
「お母さんは○○できなかったのに、すごいなぁ」と、自分の失敗談を添えて話すことで、子どもも打ち解けやすくなりますよ。
ご家庭によって勉強の方法は様々ですが、小学1年生は、まずは小学校の生活習慣に慣れることが大切です。
その上で、楽しみながら親が一緒になって協力して、子どもの学習意欲を高める工夫をしていきたいですね♪
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