泣き止まない3歳児へのNG対応
①「泣かないで!」と言う
泣き始めた3歳くらいの子どもへの対応として、常に意識しておきたいのが、「泣かないで!」という言葉を使わないこと。
「泣かないで」と命令されれば、子どもは自分の気持ちを表に出すのは【いけないこと】と認識するようになってしまいます。
その結果、本心を親に伝えられない、親から認められていないという気持ちを常に抱く子どもになってしまいます。
泣いてしまったときは、
「痛かったね」「お友達が引っ越しちゃって悲しかったね」
など、まずはママが子どもの気持ちに共感を示す対応をしてあげましょう。
泣き止まない3歳児へのNG対応
②「ほら!お菓子あげるから元気になってね」と言う
なかなか泣き止まない子どもにしてしまいがちなのが、
「お菓子をあげるから」「おもちゃを買ってあげるから」
と、何かご褒美を引き合いに出すことです。
でも、よく考えてみましょう。泣くことで対価が得られることを子どもが覚えてしまったら……?
泣けば自分の思い通りになると思ってしまうかもしれません。
3歳くらいの子どもがなかなか泣き止まないときには、絵本や音楽など、子どもの気持ちが他に向くように対応するといいでしょう。
泣き止まない3歳児へのNG対応
③「そこでずっと泣いていなさい!」と放置する
子どもが泣く原因は様々ですが、3歳くらいの子どもでありがちなのが、泣いているうちに何で泣いているのか分からなくなり、パニック状態に陥ってしまうケース。
そんなときにママから、「そこでずっと泣いていなさい!」と言われたら……?
本人も、いつ泣き止めばいいのか分からなくなってしまいます。
イライラしてしまい、つい突き放すような対応をしてしまうことは確かにありますが、できる限り、子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。
泣き止まないときには、ぎゅっと抱きしめて、子どもの気持ちを落ち着かせてあげるのもいいですよ。
泣き止まない3歳児へのNG対応
④「嘘泣きを叱る」
3歳くらいになると、ママの気を引こうと嘘泣きをすることもよくあります。
嘘泣きへの対応は、本当に子どもが泣いている時との対応とは少し異なります。
子どもが嘘泣きでなかなか泣き止まないときは、嘘泣きを叱るのではなく、大人な対応で切り抜けましょう。
「ママ、泣き止むまで隣のお部屋にいるね。」
「たくさん泣いていいんだよ」
など、愛を伝えながらも叱らずに、ある程度放置してみるのも手です。
泣きやまない子どもへの対応は、ママとしても難しいものがあるかもしれません。
とくに2〜3歳くらいから始まるイヤイヤ期への対応は、しっかり対応しないと、思わぬトラウマや性格を作ってしまう原因に!
ママとして、どんな対応をするべきなのかを、しっかり頭に入れておきましょう。
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