なぜ3歳頃から下品な言葉遣いが増えてくるの?
子供は、1歳くらいから言葉をどんどん吸収し、周りの発する言葉を真似して覚えていきます。
おしゃべりがハッキリしてくる3歳くらいからは、テレビやお友達の影響で、色々な言葉を吸収していきます。
「うんち」などの言葉を使うと、お友達が笑ってくれたりして、みんなの注目を浴びることができます。
大人に注意されても、それがまた注目されていると感じて楽しくなり、結局逆効果になってしまいますよね……。
では一体、どのように対処したらいいのでしょうか?
子供の下品な言葉遣いの対処法①「だからなに?」とひたすら無視する
3歳頃は、みんなの注目を浴びることができる下品な言葉を言いたくて仕方がない時期でもあります。
気を引かせるために言っているのであれば、そのまま無視していればOK。
何度も繰り返すと、無視する方もイライラしてしまいますが、そこはぐっと我慢を!
「だからなに?」と冷静に反応し、注目されないことが分かれば、次第に言わなくなるはずです。
どうしてもNGな言葉以外は、大目に見ましょう。
子供の下品な言葉遣いの対処法②「どうしたの?何か嫌なことがあったの?」
反対に、公共の場や「バカ」などの人を酷く傷つけるような言葉を使った場合は、目を見て、ガツンと真剣に叱る必要があります。
人を傷つける言葉は、言っている方の心も病んでしまいますよね。
子供が乱暴な言葉を使う時は、ストレスが溜まっていることも考えられます。
「どうしてそんなことを言うの?」と理由を聞き、心のケアをしつつも、「バカはやめようね」と注意してあげましょう。
子供の下品な言葉遣いの対処法③ 「お友達が離れていくよ」理由も含めて伝える
「そんな汚い言葉は使っちゃダメ!」「やめなさい!」とむやみに言っても、子供には伝わりません。
しっかりと伝えるために、
「言葉遣いが悪いと、お友達が離れていっちゃうよ」
「嫌な気分になっちゃうよ」
など、ダメな理由をセットにして伝えることで、受け入れやすくなります。
子供の下品な言葉遣いの対処法④ 普段から親も言葉遣いに注意しよう!
子供が言葉を覚える時に、1番の大きな影響を与えるのは親の存在です。
日頃から、ママやパパが丁寧な言葉遣いをしていれば、子供はそれが普通だと考えます。
逆を言えば、親が汚い言葉遣いをしていれば、子供もそれが普通になってしまいます。
悪い言葉遣いをしないということはもちろんですが、普段から「アレ」「コレ」といったワードは控え、主語・述語をきちんと付けた言葉を意識してみましょう。
子供が自分から、きちんとした会話ができるように、促してあげることも大切です!
普段は気をつけていても、保育園や幼稚園に入ると、どうしてもお友達の影響から下品な言葉遣いをするようになってしまうことも……。
注意をしてもなかなか直らないため、対処法に困ってしまいますが、言葉の内容によっては無視をしたり、ガツンと叱ったりと、対応を分けて考えてみてくださいね。
園での先生の対応も参考になるため、相談してみるのもいいでしょう♪
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