小学2年生頃から見られる「中間反抗期」とは?
本格的な反抗期の前の、小学2年生頃によくある「中間反抗期」とは、まだまだ親に甘える反面、口答えが多くなる時期を指します。
男の子と女の子では、少し出てくる反抗の仕方が違いますが、共通して言えるのが、次のような特徴です。
・口答えをする
・親の言うことを素直に聞かない
・男の子なら母親、女の子なら父親に特に反抗的になる傾向がある
・なんだかんだ言って甘えるときもある
・外ではとってもいい子なことがある
これらの反抗心が芽生えるのは、自立心が養われ始めた証拠。
NGな対応を取らないように注意しながら、上手に子どもの中間反抗期と向き合いましょう。
小学2年生頃から始まる「中間反抗期」のNGな対応① 頭ごなしに叱る
小学2年生頃の中間反抗期で、何よりもNGな対応が、言うことを聞かないからといって頭ごなしに叱ってしまうことです。
まだまだ、親に甘えたい気持ちも強いお年頃。
突き放すような態度を親が示してしまえば、子どもは心の拠り所を失ってしまいます。
「はあ?死ねば」など、言葉遣いが悪くなることもありますが、こうした場合は、「そう言われたら悲しくなるよね」といったように、理由をきちんと説明しながら、ダメなことだと教えましょう。
小学2年生頃から始まる「中間反抗期」のNGな対応② 交換条件を出す
小学2年生頃に出てくる中間反抗期に、「片付けをしたら、お菓子買ってあげるから!」など、交換条件を出して子どもを思い通りに行動させようとするのも、NGな対応です。
反抗すれば、何か見返りがもらえる。
そう覚えてしまうことは、後々の子どもの成長にも悪影響となってしまうのです。
小学2年生頃から始まる「中間反抗期」のNGな対応③ 子どもの話を遮る
自我が芽生え始めた小学2年生頃の子どもにとって、反抗をするのには理由があることも。
そのため、子どもの言い分を聞かずに叱るのもNGな対応です。
それなりに理由があるなら、問題をどう解決していくのかを一緒に考えてあげましょう。
小学2年生頃から始まる「中間反抗期」のNGな対応④ 叱らず過保護に接してしまう
「まだ小学2年生なのに……」と、子どもの初めての反抗に、親はストレスがたまりがちに。
しかし、この「中間反抗期」できちんと子どもと向き合ってあげないと、親に愛されていないと感じてしまうこともあります。
子どもが反抗するままに、過保護に扱うのは、子どもが「自分のことはどうでもいいんだ」と感じるきっかけになってしまうのでNG。
悪いことは悪い、いいことはいい。それを伝えていくのが、親としての役割なのではないでしょうか。
小学2年生頃の「中間反抗期」は、正常な成長の過程です。
子どもを叱ることが多くなる時期ではありますが、その分、いいことをしたら、たくさん褒めてあげるようにしましょう♡
今のうちにNG対応をしっかりと覚えて備えておくと、安心ですね。
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