■学齢が上がると留守番をする子どもが増える!
春休みなどの長期休暇では、ワーママにとってありがたい存在が「学童」。
でも最近では、子どもが小学校へ上がるタイミングで仕事を再開するママも多く、定員などの様々な事情で学童保育は小学3年生までという地域もあるそうです。
部活や補習、塾へ行く場合もあるかと思いますが、部活の活動日数が少なかったりすると、留守番をする回数や時間が増えます。
とはいえ、フルタイムで働くワーママには春休みはありませんよね。
今回は、子どもに留守番をさせるときに、知っておくと役に立つルールをご紹介します。
ワーママと子どもの留守番ルール1▶台所の加熱器具は使うものを制限
留守番のときに子どもが使う家電では、テレビや冷蔵庫のほかに、ご飯類を温める電子レンジがあります。
電子レンジや電気ケトル(またはポット)は、一度操作を覚えれば、子どもでもうまく使いこなせますが、火傷には気をつけたいもの。
火傷を防ぐには、加熱にちょうど良い時間や量について、予めママが子どもへ教えておくと良いでしょう。
加熱器具で特に注意したいのは、ガスコンロ。便利な加熱器具ではありますが、火災の恐れもあります。
家庭科や理科の実習で、火の扱いに慣れていても、留守中は使わせない方が無難でしょう。
留守中のご飯を用意する場合には、電子レンジで加熱するだけの料理(※焼きそばなど)を作っておくのも、おすすめです。
ワーママと子どもの留守番ルール2▶ママは出勤前に留守番電話の設定を!
自宅の固定電話に、登録した連絡先を読み上げる機能や、ディスプレイに番号を表示する機能があれば、どこからの電話なのか、子どもでも確認できます。
かかってくる電話の中には、セールス系などの見知らぬ番号や非通知の場合もあります。
電話のたびに子どもが対応すると、狙われる恐れもあります。
それを未然に防ぐには、留守番電話モードにしてから出勤することです。
また、メモ書きで電話対応の注意点を記しておき、それを「見える化」すると、子どもにも内容の共有ができますよ。
ワーママと子どもの留守番ルール3▶子どもの行動を事前に確認
長い休みの期間中、ママの出勤時間より後に子どもが外出するケースもあります。
また日によって、子どもが外出する時間や、家にいる時間が違ったりするので、前の晩か当日の朝に、子どもの予定を確認しましょう。
予定や時間を確認することで、夕飯の準備などの調整しやすくなりますよ♪
《参考》先輩ワーママが子どもへ提案したお留守番中の過ごし方とは?
子どもが小学校高学年や中高生になると、留守番をどう過ごさせたら良いか悩みますよね。
最後に、先輩ワーママが実際に実践した例をご紹介します。
例1) 家事の一部を任せた
子どもに、「お米を計る→研ぐ→水を釜に入れて炊飯器のセットする」ことを教え、炊飯器を使ってご飯を炊かせた。
家事の一部をお願いすることで、子どもが頼もしくなったそうです!
例2) 信頼できる近所へ立ち寄るよう促した
→自宅以外で信頼できる近所があるということで、留守番を任された子どもの不安を払しょくできたそうです。
学年が上がると育児は楽になる、とも言われていますが、子どもだけの留守番をどうするかなど、ワーママたちが遭遇する「壁」は、高校を卒業するまで相変わらず続きます。
長い休み中の留守番対策については、子どもの在宅率が高くても低くても、親子で話し合って確認することが必要ですね。
親子で留守番のルールをしっかり決めることで、安全に長い休みを過ごせるのではないでしょうか。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。