メリットも!冬の換気方法を考えよう
①部屋の空気は、想像以上に汚れている
高気密・高断熱な家が増えている今。
住まいの気密性はとても高くなっています。
ところがその弊害で、どうしても家の外壁と内壁の間には結露がたまってしまいがち。
通気性の高い工法の住まいでない限り、カビが発生してしまっていることもあるのです。
また、気密性が高いと、換気をしないと空気が流れず、淀んだ空気が家の中に満ちてしまっていることになります。
目で見ることのできない空気ですが、臭気や湿気などを逃がすためにも換気はとても大切です。
メリットも!冬の換気方法を考えよう
②インフルエンザ対策に!
ホコリやチリ、二酸化炭素、料理などで生じる臭い……想像以上に汚れている、部屋の中の空気。
空気が汚れた中にいると、喉や鼻の粘膜、気管を傷つけて身体の抵抗力を弱めてしまうことも。
そうなれば、この時期怖いインフルエンザにもかかりやすくなってしまいますよね。
もしも家族の1人がインフルエンザウイルスを持っていたとしたら、くしゃみや咳ひとつで家の中にウイルスが漂います。
換気をしていなければ感染リスクは当然高くなります。
メリットも!冬の換気方法を考えよう
③夏のゴキブリ対策にもなる!?
また、意外なのが冬の換気がゴキブリの撃退に役に立つという点です。
適度に換気をしてあげると、ゴキブリの卵が死滅する可能性が高くなります。
そうなれば、夏にゴキブリが孵化して増えるリスクも減ります。
また、新たにゴキブリがおうちに外からやってきたとしても、死んだ卵を見ると「ここは住めない」と判断して撤退することもあるとか!?
なんとも意外な話ですが、ゴキブリを増やさないためにも換気は大切なんですね!
メリットも!冬の換気方法を考えよう
④どれくらいの頻度で換気すれば良いのか?
では、冬はどんな風に換気をしたらいいのでしょうか?
まず押さえておきたいのが、部屋の中の空気を流すためにできるだけ「対角線上にある窓を開ける」という点です。
また、換気をする頻度は1〜2時間ごとに5分程度が理想的。
あまり換気しすぎると、今度は部屋が乾燥しすぎてしまいます。
寒いから、と面倒がらずにこまめに換気を心がけましょう。
また、適度に換気ができれば窓の結露も減るものです。そうなればカビの発生も抑えられるので一石二鳥ですね!
いかがでしたか?換気をしないと、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるだけでなく、ゴキブリにもいい環境を与えることになるとは、知らなかった方も多いのではないでしょうか?
寒い冬こそ、1〜2時間に1回の換気を目安に、こまめな換気で家族の健康を守りましょう。
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