子どもに大掃除を手伝わせるメリット①「自己管理能力」が身につく
私たちが大掃除を行う時期は、子どもの学校の下校時間が早くなっていたり、冬休みに入っていたりするころです。
冬休みのような長期休暇は、学校で使う絵の具や書道の道具などの荷物を一旦、自宅へ持ち帰っていることが多く、家にある子どもの荷物も普段より多め。
その際に、学校・自宅・習い事で使う文具や道具がきちんと揃っているかいないかの確認を、子どもへ促してみてはいかがでしょうか。
とは言え、子どもが文具などを確認しているときに、ママが「一緒に消しゴムを探す」などの手助けはNGです!
子どもが、何でもサポートしてくれるママに甘えてしまうかもしれません。
また子どもには、ペンやノートなどの文具の買い足しリストも作成させましょう。
「今、何が足りないか」ということが把握でき、忘れ物を防止できますよ。
子どもに大掃除を手伝わせるメリット②集中力がメキメキと上がる
勉強は、解くのが難しい問題になると集中力もなくなり、途中でやめてしまうこともあります。
しかし大掃除となると、「とにかく部屋をきれいにしたい」という集中力が働くことが多く、自然に「最後までやり抜こう」という気持ちへ切り替えられることも。
子どもに自分の部屋を掃除させたところ、子どもが周りのことが見えなくなるくらい大掃除に没頭していた……と話すママもいました。
勉強やスポーツだけでなく、大掃除などの生活面でも、集中させる機会をママが与えると、子どもの集中力もこれまで以上に高くなるかもしれません。
子どもに大掃除を手伝わせるメリット③時間の配分がうまくなる
寒い時期に行う大掃除は、タイミングと行う時間帯を決めるのがポイント。
終わる時間を決めずに大掃除を行うと、ダラダラモードになり、効率も良くありません。
子どもと一緒に大掃除をするなら、その日のスケジュールを親子で確認し、掃除を終える予定の時間を決めましょう。
掃除を終わらせる時間までに、どのような手段を使えば部屋がきれいになるかを考える、きっかけにつながります。
そして、部屋のどの部分を重点的に掃除をすれば良いかなど、優先順位を決められやすくなりますよ。
「考えること」で、生活力も身につくのではないでしょうか。
子どもに大掃除を手伝わせるメリット④自分のエリア以外の掃除で公共心が身につく
自分の日常エリアだけでなく、リビングなどの家族共有のスペースの大掃除を子どもにさせることもおすすめします。
子どもに家の共有スペースを掃除させることにより、
「意外とあのスポットが使いづらい」
「小さい弟妹がいると、コードがこの配置だと危険」
など、これまで気づかなかったことを発見できるかもしれません。
子どもに自分のエリア以外の大掃除させることで、相手のことを考えて部屋を使うという「公共心」が芽生えるのではないでしょうか。
子どもに大掃除を手伝わせるメリット⑤成し遂げたことで掃除の習慣が身につく
今の子どもは、勉強と遊びで大忙しの毎日。
最初は、子どもの体も思うように動かないかと思いますが、いざ大掃除をスタートさせると、いつの間にか体もスムーズに動きます。
そして、部屋をきれいにすることによって清々しい心になります!
体を動かして「大掃除」という一つのことを成し遂げた満足感を得られるでしょう。
大掃除をきっかけに、日常生活でも掃除をする習慣がつくかもしれませんよ。
ママ・パパと一緒に子どもが大掃除をすることで、自立心や公共心などが育まれます。
小中学生の子どものママは、大掃除をする時間を子どもに与えてみてはいかがでしょうか。
また違った子どもの成長が見られるかもしれませんよ♪
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