《ママのための投資講座・入門編》投資で将来の安心を準備する
コツコツお金を貯めていく"貯蓄"と違って、"投資"は、お金を増やすことを重視しています。
投資の醍醐味は、資産を育てることにあります。
投資と上手に付き合えるようになると、お給料以外でお金が入ってきたり、資産を増やすことができます。
"金利でお金を増やす"という経験をしたことのないママ世代は、「お金を増やすことは自分には関係のない話」だと感じがちです。
一方で、生活品の値上げによって支出が増える、教育資金がこれから必要になる、自分の老後の心配など、お金に対する不安を持っているママは少なくありません。
そんな中で、投資に関する情報を得る機会は増えています。
投資は、お金を増やすことに興味がある、楽しそう!と思っているママだけがするものではなく、お金に対する現在の不安を解消し、将来の安心を得るための選択肢のひとつにもなりますよ。
《ママのための投資講座・入門編》投資をはじめるときの注意点
投資というと、証券会社のイメージが強いようですが、銀行でも金融商品を取り扱っていたり、インターネットで気軽に金融商品を探すことができたりと、ずいぶん身近になっています。
商品によっては、10,000円以下で気軽に始められるものもあります。
ただし、投資と貯蓄の一番の違いは「元本の保証がない」こと。いくら身近になったからといっても、そこだけはしっかりと意識しておく必要があります。
また、投資をはじめるためには
「金融商品の種類やしくみ」
「その金融商品のメリットやリスク」
「自分に合った金融商品の選び方」
などの投資の知識を持つ必要があります。
次の3つの要素を押さえておくと、金融商品の特徴が理解しやすくなります。
・元本・利子の支払いが確実であるかが基準の「安全性」
・期待できる収益の大きさが観点の「収益性」
・必要な時にすぐに換金できるかが観点の「流動性」
これら全てに優れた金融商品はありません。どれを重視したいのかを考えながら、自分に合った金融商品を選んでいきましょう。
《ママのための投資講座・入門編》投資をはじめるときに心掛けたいこと
大切なのは、「自分が理解できないものには投資をしない」ということ。
金融商品には、リスクが低くてリターンが大きいものはありません。上手に投資ができると資産は増えますが、もちろん損をしてしまうこともあります。
投資は、将来の結果が確実なものではありません。
「なんとなくよさそう」「これがいいって聞いたから……」と、他人の判断に頼るのではなく、商品内容やリスクを理解して、自分がいいと判断できる基準などを知りましょう。
友人との間で話題になっている新しい商品を知った時に、「どこの会社が作っているのかな?」と気にかけてみたり、ニュースで見かける日経平均や為替が少し気になったりすることで、これまで聞き流していた情報にも自然と興味がわき、投資の世界を通じて世の中を見る楽しみができます。
投資をして社会に興味を持つことは、私たちが成長することにもつながります。
投資は、お金を増やす楽しみだけではなく、将来の安心も手に入れることができます。また、自分を成長させるツールにもなります。
"投資は自分に関係ない"と思っていた方も、ぜひはじめてみてくださいね。
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