「さんかくおにぎり」がキレイに握れない問題
最近は、「おにぎらず」、「スティックおにぎり」、「オープンおにぎり」など、どれも“握らなくてすむ”便利なものも人気がありますよね。
それでも、多くの人の想像するおにぎりと言えば、絵本などにも出てくる永遠の定番、さんかくおにぎりではないでしょうか。
おいしいおにぎりの条件は、やはり、口の中でほろりと崩れる絶妙な力加減です。
しかし、さんかくおにぎりは、
・握ると固くなる
・キレイに形を作れない
など、難易度が高いイメージがあるようです。
「さんかくおにぎり」を握るときの3つのコツ
さんかくおにぎりを綺麗に、おいしく作るコツは、3つあります。
①温度と塩加減
ごはんは熱々(少しガマンできる程度)で!冷めたごはんを使うときは、必ず温めなおしてください。
ごはんが熱いうちに握ることで、お米の表面の保水膜が米粒同士を適度にくっつけさせるので、力を入れて握らなくても崩れにくいおにぎりになりますよ。
塩の量は、時間を置いて食べるのなら多めに。手のひらに、すり込むようにつけてください。
すぐ食べるのなら、軽く指3本につく量を手のひらに広げる程度で大丈夫です。
②ご飯の量
手を三角形にしたとき、両手でごはんをすっぽり包み込める量がベスト。つまり、量には若干の個人差があるということですね。
手に取ったごはんを包み込める量でスタートすると、おにぎりのすべての面にバランスよく力が届くことになります。
③握り方
②で手に取ったごはんを、まとめるようなイメージで、やんわり握りましょう。
まとめるために握る回数は、3回程度。全部の角をイメージしながら、1回ずつまとめる最小限の回数で仕上げます。
おにぎりの具……マンネリになっていませんか?
おにぎりの具と聞いて、すぐに思い浮かぶのは
・梅干し
・鮭
・味噌
・おかか
・ツナフレーク
などでしょうか。
私の提案するおにぎりの具材は、ずばり!ごはんに合うもの全てです。
特に梅干しは、傷みにくいことや、クエン酸効果で疲れに良いことなどでも知られ、栄養学的にも素晴らしいバランスと言えます。
また、変わり種ですが、
・レーズン+チーズ+くるみ
・おかか+チーズ
・鮭+レモン+にんにく
など、いつもの食材に少し味をプラスするだけで、新鮮なおにぎりの味に生まれ変わります。
ごはんに合うおかずメニューの
・豚キムチ
・ひき肉と枝豆の炒め物
などは、ごはんに混ぜたり、具として中に入れるのも◎
少しボリュームのある具材は、レタスなどの葉野菜で巻くと、見た目も華やかになりますよ。
「さんかくおにぎり」のコツをご紹介しました。
スティックおにぎりやおにぎらず、オープンおにぎりなど、様々な種類がありますが、基本の「さんかくおにぎり」は永遠の定番!ぜひマスターしてくださいね♪
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