"朝シャワーは痩せる"は本当?《メリットとデメリット》を比較♪

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一日の疲れをとるには、夜、ゆっくりとお風呂に浸かるのが良いと言われていますが、海外では、朝のシャワーが習慣の国もあります。

朝にシャワーを浴びることには、どのようなメリットがあるのか、またそのデメリットは何なのかを比較!さっそくチェックしてみましょう♪

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奥島 美帆
奥島 美帆
2017.08.19

本当に痩せる?朝シャワーのメリット
①体がすっきり目覚める

朝にシャワーを浴びることの一番のメリットと言えば、「体がすっきりと目覚める」ということでしょう。

私たちの体の機能を調整している自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

朝起きたばかりの時は、頭もぼーっとしていることが多いですね。

これは、体を休めてリラックス状態にするように働く副交感神経が優位になっているためです。

しかし、朝にシャワーをすると、その刺激によって、体を活動状態へと導く交感神経のスイッチが入ります。

シャワーを浴びると爽快感が得られるのは、そのため。すっきりと頭が冴え、朝から活動的にテキパキと動くことができるようになるのです。

本当に痩せる?朝シャワーのメリット
②ダイエット効果がある

交感神経が優位になると、循環器系の働きが良くなり、体の代謝が活発化します。

さらに、シャワーの温度と水圧によって血行が促進され、代謝の後押しをしてくれます。

朝、起きてすぐに代謝の高い状態を作ると、一日ずっと代謝量が高いままキープされます。

そして、全体の代謝量が上がるため、脂肪が燃えやすくなり、ダイエット効果が期待できます。

特に冷え性の人などは、朝にシャワーで体を温めることで、冷えが軽減されて溜め込みにくい体になりますので、ダイエットに効果的と言えるでしょう。

本当に痩せる?朝シャワーのメリット
③体臭が予防できる

私達は、眠っている間にも汗をかきます。その量は、コップ1杯ほどにもなるそう。

蒸し暑い夏などは、汗びっしょりになってしまうこともありますね。

さらに、皮脂も分泌されているので、寝ている間に雑菌が繁殖したり、酸化したりして、体臭の原因となります。

朝にシャワーを浴びることで、汗や皮脂、雑菌を洗い流し、体臭の予防をすることができます。

加齢臭が気になる方は、夜だけでなく、朝によく洗っておくと予防になりますよ。

本当に痩せる?朝シャワーのデメリット
①ヒートショックに注意

寒い冬に朝シャワーをする際には、ヒートショックの危険性に気をつけなければなりません。

ヒートショックとは、急激な温度差がもたらす体への悪影響のこと。

温度変化によって血圧が大きく変動することで、心筋梗塞や脳梗塞、不整脈などを発症する可能性があるのです。

暖かい脱衣所から冷えた浴室への移動や、冷えた浴室で急に熱いシャワーを浴びるなど、急激な温度変化を起こさないように注意が必要です。

本当に痩せる?朝シャワーのデメリット
②すすぎ残しが多くなる

朝は、誰でも時間があまりないもの。朝のシャワーでは、どうしても慌ただしく体や髪を洗うことになります。

そうすると、洗い残しやすすぎ残しが多くなりやすいのが難点。

特にシャンプーは、丁寧にすすぐには時間がかかるため、朝のシャワーでは、しっかりと洗い流せていないことがあります。

頭皮にシャンプーなどが残っていると、フケや痒みなどの頭皮のトラブルの原因に……。ひどい時には、頭皮湿疹にもなりかねません。

朝でも、時間に余裕を持って洗うことが大事ですね。

本当に痩せる?朝シャワーのデメリット
③頭皮が紫外線のダメージを受けやすくなる

頭皮は、普段は薄い皮脂膜で保護されているのですが、シャンプーで洗った後は、皮脂膜が一時的に流されてしまいます。

新しく膜が作られるまでには数時間かかるので、朝に頭髪を洗うと、保護する膜が完全にできていない状態で紫外線を受けることになります。

顔や体などは日焼け止めなどでケアをしている方も、頭皮については、意外と見落としがち。

紫外線のダメージは、薄毛や抜け毛の原因になることもあるので、朝にシャンプーをした時は、日傘や帽子などで紫外線ケアをしておきましょう。

頭皮のためには、朝のシャワーは体を流すだけにして、髪は夜に洗うようにすると良いですね。

代謝を上げて、痩せる効果が期待できるなど、上手に取り入れればメリットの大きい「朝シャワー」。

しかし、一方では、そのデメリットにも注意していかなければなりません。

それぞれのライフスタイルに合わせて、夜のお風呂と朝のシャワーを使い分けるのも、賢い方法と言えるでしょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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