《イヤイヤ期の対処法》1歳児の"イヤイヤ"の原因は?
1歳を過ぎた頃、一番強くなるのが、「何でも自分でしたい」という気持ちです。
生まれたての頃に比べ、自分で歩いたり、ジェスチャーで表現をしたり、好きな物を食べたりとできることが増えた分、何でも自分でしたい!と思うようになります。
そして、ママが手伝おうとすると突然泣き出して嫌がり、困ってしまうことも……。
「できないことが悔しい。自分でやりたいけれど、うまくできず、伝えられない。」
これが、1歳過ぎの早い時期に癇癪やイヤイヤを起こす理由の一つといわれています。
本格的なイヤイヤ期との大きな違いは、「やりたいことが明確にあるかどうか」ということのようです。
1歳からのイヤイヤ期対処法①子どもの気持ちを代弁する
プレイヤイヤ期の一番の原因は、「自分のやりたいことをうまく伝えられないこと」「できないこと」です。
そんな時はまず、ママが子どもの気持ちを代弁するように、「これがイヤだったね。もっとこうしたいよね。」と、口に出して言ってあげましょう。
たとえ自分で話せなくとも、「ママが分かってくれている」という安心感につながります。
いつもイヤイヤ!とされていると、ママもついイライラしてしまいがちですが、そんな時こそ落ち着いて話してあげましょう。
子どもにとっては、気持ちを表現する言葉を知るきっかけとなり、言葉の発達にも繋がっていきますよ。
1歳からのイヤイヤ期対処法②はじめの一歩をお手伝い
子どもの「できない」を、「頑張ったらできた」に変えてあげることが、イヤイヤを取り除くと同時に、子どもの自信を作る一つの方法です。
子どもがやりたいことを汲み取り、少し頑張ればできる!という状況までお手伝いしてあげましょう。
例えば、ズボンを自分で履きたがったら、脚を通すところまでお手伝いをしてあげるのです。
また、食事をスプーンで食べたいけれどうまくいかないときには、すくいやすい位置にご飯を置いてあげるなど。
子どもが達成感を得られるように、はじめの一歩だけお手伝いし、できた時には、「やったね!頑張ったからできたね!」と声をかけてあげましょう。
1歳からのイヤイヤ期対処法③心と時間の余裕を持つ
子どものイヤイヤにママがイライラしてしまいがちなのは、「時間がない」「予定に間に合わない」など、ものごとがストップして進まないから。
ママもひとりの人間です。せっかく計画的にものごとを進めても、子どものイヤイヤでうまく進まくなってしまうと、苛立ってしまうのは当然。
ここは、発送の転換で乗り切りましょう!
「イヤイヤされるのは分かっている」とドンと構えて、心と時間に余裕を持ったスケジュールを立てるのです。
時間に余裕があれば、子どもと向き合うことができます。
また、心に余裕があれば、子どもの自分でやりたい気持ちを応援したり、抱っこして落ち着かせたりといった対策もできるようになるはずです。
1歳からのイヤイヤ期対処法④割り切って受け止める
早い時期から始まるプレイヤイヤ期では、泣いたり、感情を主張しているうちに、子ども自身も何がイヤなのか分からなくなる、ということもあるようです。
中には、単にママに構って欲しいから、イヤイヤとぐずっているケースも。
これまでは可愛いところばかりだった我が子の自己主張に、ついイライラしてしまうというママも多いのは、仕方のないこと。
そのような時は、この時期はみんなこういうものだと割り切りましょう。
また、本格的なイヤイヤ期の前であれば、興味を反らして別のものに注目させることが有効な場合もありますよ。
1歳を過ぎた頃から、だんだんとイヤイヤ期の兆候が出てきて、戸惑うママも多いですよね。
2歳を過ぎるとさらにイヤイヤが強くなるのかと思うと不安になるかもしれませんが、予め対応を考えて備えておきましょう。
自分のやりたいことを、言葉で少しずつ話せるようになってくる3歳頃には、収まるケースが多いといわれています。
今回ご紹介した対処法を参考に、ゆっくりと向き合って、上手にイヤイヤ期を乗り越えていきましょう!
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