対処法の前に……学童保育でよくあるトラブル事例を知ろう!
"戦う前に敵を知れ"ではありませんが、学童保育でよくあるトラブル事例としては、主に次のようなものがあります。
・学年の大きい子が威張って暴力を振るう
・学区が違うなどの理由で仲間はずれにあう
場合によっては、複数の学校の子が集まってくる学童保育。
学校とは違った人間関係を築く必要があるのですが、なかでもお兄さん・お姉さんの立場の子どもが、ボスのように暴力やいじわるをするトラブルが多いのが特徴です。
学童保育のトラブル対処法①
まずは相談→解決しないなら学童の理事・区役所に連絡を
教育の場というよりは、子どもを安全に見守る場所としての役割を担う学童保育。
もしも、他のお友達からいじめや暴力などを受けているなら、指導員さんに何度でも相談しましょう。
「子どもを見守る、守ることが役割」という学童保育の鉄則を守ってもらうように働きかけるのが、第一の対処法です。
もしも埒があかない場合には、理事長や区役所などの自治体に相談を。
タテ社会、お役所仕事な特性が強い学童保育の場合、この行動が一気に解決へと続くきっかけとなる可能性もあります。
学童保育のトラブル対処法②
「いじめはいけない!」と声を上げる
もしも、トラブルの原因となるいじめっ子が特定できる場合は、一度親も学童保育に足を運び、いじめっ子に「〜をしてはいけないのよ!」と真正面から指摘してみましょう。
親にバレているとわかれば、いじめやいたずらをしなくなることも……。
「大人はちゃんと見ているのよ」という姿勢をしっかりと示すことが、何よりの対処法です。
学童保育のトラブル対処法③
民間の学童に変える
最近では、学童保育的な役割も兼ねた習い事教室も増えています。
もしも、トラブルがなかなか解決しそうにないなら、こうした習い事教室など、民間の学童保育に切り替えることも考えましょう。
子どもが1人でお留守番できるようになる小学校中学年〜高学年になれば、学童保育はいずれ必要なくなるもの。
長くても数年の一時的な利用だと考えれば、民間でも選択肢に入りますよね。
成長期の子どもの心に深い傷を負わせる可能性もある、学童保育でのトラブル事例。
毅然とした態度と、トラブルを避けるための対処法を、親として複数の選択肢から選べれば、対応にも余裕が生まれます。
学童保育のトラブルにしっかり向き合うことは、子どもを守る親の役割。
いじめやいじわるに負けないで、しかるべき対処法を取りながら、放課後ものびのび子どもが過ごせる環境を用意してあげたいところですね。
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