布絵本を作る時のポイント①
まずは準備を♪
まずは、子どもに合わせたテーマ、仕掛けを考えましょう!
息子はディズニーが大好きなので、好きな作品をテーマに、それぞれの物語に合った仕掛けを考えました。
3歳になったので、赤ちゃん向けの仕掛けも入れながら、手先の運動、練習ができるものに。
キャラクターだけでなく、お子さん自身を主人公にした内容にしても面白いですね。
作るときに準備するものは、テーマや内容によって異なりますが、裁縫道具、使いたい色のフェルト、仕掛けに使うボタンやリボンなどです。
どれも、100均で揃えることができるもので、使いたい色が多くても、全部で1,000円ほどでした。
材料が揃ったら、まずは絵本の土台を作ります。
お好みのサイズに(正方形や長方形など)、ページ分切り揃えましょう。
この準備ができたら、あとは各ページ作っていくのみです♪
布絵本を作る時のポイント②
仕掛け〜プルート&ベイマックス〜
最初のページは、プルートの"いないいないばあ"に決定。いないいないばあは、好きな子が多いですよ♪
最初に顔を作り、めくれるように、手を付けます。
ベイマックスは、ボタンの練習になっています。
目をボタンにし、そこへゴムをかけておくと、好きなように、はずしたり、つけたりできます。遊びながら学習ができる仕掛けです。
さらに、ベイマックスの手の指を開かせることもできる仕掛けを付けました。
布絵本を作る時のポイント③
仕掛け〜モンスターズ・インク〜
次のページは、モンスターズ・インクです。
左側には扉を作り、各扉を開けられる仕組みにして、扉の向こうからモンスターがでてくるようになっています。
女の子のブーのページは、チャックを取り付けました。
チャックを開けると、着ぐるみの中から女の子のブーがでてくる仕組みです。
この仕掛けで、チャックの開け閉めの練習ができます♪
布絵本を作る時のポイント④
仕掛け〜ファインディング・ドリー〜
ファインディング・ドリーのページでは、キャラクターを取り外したり、動かせるような仕掛けにしました。
ドリー、ニモ、亀のスチュアートは、裏にスナップボタンが付いていて、取り外したり、位置を変えることもできます。
タコのハンクの足とイソギンチャクは、根元だけを縫い付け、動かせるようにしたので、ニモがイソギンチャクに隠れたり、ドリーがハンクに捕まったり……といった遊び方もできます。
布絵本を作る時のポイント⑤
仕掛け〜トイ・ストーリー〜
トイ・ストーリーのページは、ポテトヘッドの顔のパーツを、スナップボタンで取り外しができるようにしました。
福笑いのように、顔のパーツを好きに動かして遊ぶことができます。
グリーンメンは、ゴムで繋がっていて、引っ張って離せば飛んで行く仕掛けです。
布絵本を作る時のポイント⑤
仕掛け〜スティッチ〜
最後のページはスティッチです。
袋に入ったディズニーランドの食べ物を、スティッチが食べる遊びです。
食べ物にはスナップボタンをつけ、スティッチは口が開くだけでなく、口の中が袋状になるようにし、食べ物を入れられるような仕掛けにしました。
また、袋のリボンは根元だけを固定し、リボン結びの練習ができるようにもしています。
布絵本を作る時のポイント⑥
絵本の形にする
各ページができたら、絵本になるように製本していきます。ページ数が少なければ、すべて縫い付けて繋げてもいいでしょう。
今回は、ページ数が多めで分厚かったので、絵本のページ順に並べ、裏表になる各ページの縁3辺を縫い合わせました。
その後、繋がる見開きのページの間に、ベルト状に切ったフェルトを入れ込み、見開きページの隙間を開けるようにしてくっつけました。
その作業を全ページ行い、あとは絵本の形になるようにします。ちゃんと閉じることができるよう、ボタンもプラス。
ページの繋げ方は、やりやすい方法で試してみてくださいね。
布絵本を作る時のポイント⑦
完成♪
遊べるだけじゃない、仕掛けで学べる、世界に1つの布絵本の完成です!
多少、製作に時間はかかってしまいますが、子どもに合った、世界で一冊の絵本を作ることができます。
不器用な方や裁縫の苦手な方も、フェルトを使うので、比較的作りやすいはず。
お好みのテーマで、ぜひお子さんに作ってあげてくださいね♪
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