【リアル給与明細】28歳、アパレル営業の場合

プロフィール
28歳、女性
アパレル営業職
▼現状
仕事内容は、アパレルの営業全般。
労働時間は月245時間、残業は74時間程度。
ボーナスは80万円程度。
【相談内容】残業のわりに年収が低いと思います。支出も多いため、貯蓄を増やしたいです。確定拠出年金のメリット・デメリットが分からないので教えてください。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
長時間労働は問題ない?
労働時間は週40時間、法定労働時間を超える残業は45時間までと定められているため、質問者さんの労働時間と残業の長さが気になります。
もし今後も長時間労働が常態化するようであれば、今の職場で働き続けるべきか一度考えてみてください。
確定拠出年金の基本とメリット・デメリット
質問者さんは、貯蓄を増やすために確定拠出年金についてお知りになりたいのですね。
それでは、確定拠出年金の特徴やメリット・デメリットについて解説します。
確定拠出年金とは?企業型DCとiDeCoの違い
確定拠出年金には、主に企業型DC(企業型確定拠出年金)と個人型(iDeCo)の2つがあります。
- 企業型DC……勤務先の企業が導入している場合に利用できる年金制度です。企業が掛け金を拠出し、社員はそのお金を自分で運用します。
- iDeCo……個人が自分で掛け金を拠出して運用する制度です。原則として公的年金の被保険者などが利用でき、掛け金の上限は職業などによって異なります。
確定拠出年金のメリット
①節税効果がある
iDeCoの掛金や、企業型DCで加入者が拠出する掛金(マッチング拠出)は、全額所得控除の対象となります。
②運用益が非課税
DCやiDeCoで得た運用益は通常の投資と違い、非課税です。
③老後資金の確保に有効
確定拠出年金は、長期で積み立てて運用する制度です。時間をかけて資産形成を行い、将来の老後資金を準備するのに役立ちます。
確定拠出年金のデメリット
①60歳まで引き出せない
企業型DCもiDeCoも、原則として60歳になるまで引き出すことができません。
②運用リスクがある
運用商品を自分で選ぶため、投資先によっては元本割れ(投資した額が減るリスク)もあります。
③企業型DCは選択肢が限られる
企業型DCでは勤務先が用意した運用商品の中から選ぶ必要があるため、自分で自由に商品を選べるわけではありません。
確定拠出年金は、長期的に資産を増やしたい方にとっては大きなメリットがあります。
一方で、運用リスクや引き出しに関する制限も理解しておくことが大切ですよ。
まとめ
・質問者さんの残業時間は法定労働時間を超えています。
・確定拠出年金のメリット・デメリットを理解し、自分にあった運用をしましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

