「血圧高め」な人、絶対見て。『老化』との関係と今日からできる対策

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「血圧が高め」と指摘されても、「そのうちでいいや……」と対策を後回しにしていませんか?
実は高血圧を放置すると、体の内側だけでなく、見た目の老化にも影響することがあります!
今回は薬剤師の視点から、血圧と老化の関係、今日からできる対策についてご紹介します♪

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矢田久人
矢田久人
2026.08.20

高血圧を放置すると……

血圧が高い状態が続くと、血管の壁に常に強い圧力がかかり続けることになります。
ホースに強い水圧をかけ続けると劣化しやすいのと同じように、血管も少しずつ傷んでいくことに……。

この、血管がしなやかさを失っていく状態こそが「血管の老化」です。
そして血管の老化は、体のあらゆる部分に影響を及ぼす可能性があります!

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血圧が高いとどうなるの?

ここからは、具体的にどんな影響が考えられるのか見ていきましょう。

肌の老化につながる

肌を気にする女性出典:stock.adobe.com

老化した血管は、肌にも影響を及ぼすといわれています。

血管がスムーズに血液を届けられなくなると、肌の細胞に栄養や酸素が行き届きにくくなることも……。
その結果、肌のハリが低下したり、くすみが出やすくなったりするんです。

「なんとなくファンデーションのノリが悪い」と感じるときも、こうしたくすみやハリ不足が影響していることが多いもの。
つまり、肌の老化はスキンケアだけでなく、血管の状態にも支えられているといえるんです!

病気の原因になることも

血管の老化の影響は、肌以外にも及ぶといわれています。
高血圧は自覚症状がないまま進行しやすい一方で、放置すると脳・心臓・腎臓など、全身のさまざまな臓器に負担が積み重なり、病気につながることが知られています。

たとえば動悸や息切れ、胸の違和感、めまい、むくみが続くといった症状は、心臓や血管に負担がかかっている状態のサインである可能性も……。

もちろん、こうした症状がすぐに重い病気と結びつくわけではありません!
ただ、高血圧そのものには自覚症状がほとんどないからこそ、気づかないうちに全身の老化を進めてしまうことがあります。

気になる症状が続くときは自己判断せず、早めにかかりつけの病院に相談してみてくださいね。

とくに更年期以降は要注意!

机に伏せる女性出典:stock.adobe.com

女性ホルモン(エストロゲン)には、肌に弾力を与える働きに加え、血圧を正常に保つ働きもあるといわれています。

そのため、女性ホルモンが十分に分泌されている年代では高血圧のリスクは比較的低いですが、分泌が減る更年期になると、血圧が上がりやすくなる傾向があるんです。
肌の老化と血圧の変化が、同じ時期に重なって訪れる方も……。

高血圧予備群を含めると、40代女性では4人に1人、50代では2人に1人が高血圧と推計されているといわれています。
更年期以降の女性にとって、血圧は老化と切り離せないテーマといえそうですね。

今日からできる高血圧対策4選

ここからは、高血圧対策になる4つの生活習慣をご紹介します。
今日から気軽に始められるものなので、できることから取り入れてみてくださいね♪

①塩分を控えめにする

せいろ蒸し出典:stock.adobe.com

高血圧対策の基本のひとつが、塩分を控えめにすること。
塩分のとりすぎはむくみの原因にもなるため、体調管理の面でも一石二鳥といえます。

だしや香辛料で風味をつけると、減塩でも満足感を得やすくなりますよ♡

②適度な運動

ウォーキングなどの適度な運動も、血管の柔軟性を保つことに役立つといわれています。
1日20〜30分程度、軽く汗ばむくらいのペースで歩く習慣を意識してみてくださいね♪

③質の良い睡眠を心掛ける

質の良い睡眠も、血圧や血管の状態を整えるうえで大切な要素です。
忙しい毎日のなかでも、寝る前のスマートフォンを控える、湯船にゆっくりつかるなど、できることから取り入れてみてくださいね!

④血圧測定を習慣にする

血圧を測る女性出典:stock.adobe.com

すでに血圧が気になっている方は、家庭での血圧測定を習慣にすることもおすすめ。
日本高血圧学会では、朝(起床後1時間以内・トイレをすませてから・朝食や薬の前)と夜(就寝前)の1日2回の測定が推奨されています。

同じ時間帯・同じ条件で続けることで、日々の変化に気づきやすくなり、診察のときにも役立つ記録になりますよ。
毎日きっちり測れなくても大丈夫!無理のない範囲で、まずは続けてみることを意識してみてくださいね。

薬局でも、血圧についてご相談いただく際、こうした生活習慣の見直しや毎日の測定をおすすめすることが多いです。
数値の見方に迷ったら、健診結果を持参して相談してみるのもおすすめですよ♪

「そのうち」を「今」に、できることから

窓の外を見る女性出典:stock.adobe.com

自覚症状がないからこそ、高血圧はつい後回しにされがち……。
けれど、放置している間にも、老化は少しずつ積み重なっている可能性があります。
今日からできることをひとつ、始めてみませんか?気になる数値があるときは、ひとりで抱え込まず、かかりつけの病院や薬局に相談してみてくださいね♡

矢田久人

◆矢田久人

薬剤師として21年、現在も現場に立ちながら、医療・健康分野を中心に執筆しているWebライターです。

精神科・整形外科の門前薬局で管理薬剤師を務めるほか、内科や小児科、皮膚科など幅広い診療科の患者さんと向き合ってきました。
ドラッグストアや認定こども園の学校薬剤師としての経験もあり、お子さんから高齢の方まで、さまざまな世代の健康に関わっています。

日々多くの患者さんと接するなかで、薬や数値だけでなく、その方の暮らしや心の状態にも目を向けることを大切にしています。
健康は、毎日の生活と深く結びついているものなのだと思います。
こうした現場での気づきを、なるべくやさしい言葉でお届けするのが私のスタイルです。

オフの日は、10年以上続けているサーフィンが何よりの楽しみ。
波と向き合う時間が、心と体を整えてくれています。
心と体の声に耳を傾ける感覚も大切にしながら、読んでくださる方の毎日に寄り添える情報を発信していきたいと思っています。

 

監修◆原田ゆうか

理学療法士免許取得後、総合病院や整形外科クリニックでリハビリ業務に携わる。2023年よりWebライターとしても活動をスタート。医療・健康・介護・美容分野の記事執筆を中心に活動中。
記事を読んだ方が、からだに関する情報を正しく理解し、明日からの行動を変える後押しができるような文章を心がけています♪

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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矢田久人

薬剤師として21年、現在も現場に立ちながら、医療・健康分野を中心に執筆しているWebライターです。

精神科・整形外科の門前薬局で管理薬剤師を務めるほか、内科や小児科、皮膚科など幅広い診療科の患者さんと向き合ってきました。
ドラッグストアや認定こども園の学校薬剤師としての経験もあり、お子さんから高齢の方まで、さまざまな世代の健康に関わっています。

日々多くの患者さんと接するなかで、薬や数値だけでなく、その方の暮らしや心の状態にも目を向けることを大切にしています。
健康は、毎日の生活と深く結びついているものなのだと思います。
こうした現場での気づきを、なるべくやさしい言葉でお届けするのが私のスタイルです。

オフの日は、10年以上続けているサーフィンが何よりの楽しみ。
波と向き合う時間が、心と体を整えてくれています。
心と体の声に耳を傾ける感覚も大切にしながら、読んでくださる方の毎日に寄り添える情報を発信していきたいと思っています。

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