また夜中に起きちゃった……。「夜間頻尿と睡眠不足」の関係と対策を紹介

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「また夜中に起きちゃった……」
時計を見ると午前2時。最近は夜中にトイレで目が覚めることが増えた気がする。
「年齢のせい?」「何かの病気かな?」と不安が頭をよぎりながら、もう一度布団にもぐり込む。
実は、夜間頻尿と睡眠不足には見過ごせない関係があります。

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久松康代
久松康代
2026.07.23

夜中にトイレで目が覚める……

時計を見る女性出典:stock.adobe.com

一般的には「夜間頻尿があるから睡眠不足になる」と考えられることが多いもの。
たしかに、トイレで何度も目が覚めると、ぐっすり眠れませんよね。

でも、実は逆のこともあります。
ストレスなどの影響で眠りが浅くなっていると、先に目が覚めてしまい、そのタイミングでトイレに行きたくなることも。

トイレへ行きたくなって目が覚めることもあれば、先に目が覚めてからトイレへ行くこともあり、どちらか一方だけが原因とは言い切れません。

だからこそ夜中のトイレが気になるときは、眠りにも目を向けることが大切です。

30〜40代女性に夜間頻尿が増えるのはなぜ?

コーヒーカップ出典:stock.adobe.com

夜間頻尿というと高齢者の悩みというイメージがありますが、30〜40代の女性にも起こることも少なくありません。

その背景には、毎日の生活習慣が関係しているといわれています。

仕事や家事、育児で忙しい毎日。
夜はお酒でほっと一息ついたり、日中はコーヒーで眠気を覚ましたりすることもありますよね。

実は、そのお酒やコーヒーが夜中のトイレに影響します。

アルコールやカフェインを摂ることで利尿作用が働き、トイレが近くなります。
そしてそれだけではなく、夜中から明け方にかけて目が覚めやすくなり、ぐっすり眠れなくなってしまうのです。

「病気かも」と不安になったときに知っておきたいこと

診察をする医者出典:stock.adobe.com

夜中に何度もトイレで目が覚めると、「何か病気なのかな」と不安になりますよね。

排尿時の痛みや血尿がある場合は、膀胱炎などの可能性があります。
また、眠っている間に呼吸が繰り返し止まり、眠りが浅くなってしまう睡眠時無呼吸症候群という病気が関係していることも。

  • いびきが大きい、呼吸が止まると言われたことがある
  • しっかり寝ているはずなのに日中も眠い

こうした症状がある場合は「ただの寝不足かな」と思っていても、病気が関係していることがあります。
気になる症状が続いているときは、一度医療機関へ相談してみましょう。

忙しい毎日でもできる対策3選

夜中のトイレが気になるときは、まず生活習慣を見直してみましょう。
できることから少しずつで大丈夫ですよ♪

①アルコールやカフェインの量と飲む時間に注意する

お酒やカフェインを摂るタイミングを意識してみましょう。
お酒は適量であれば影響は少ないですが、ついつい飲み過ぎてしまう日は要注意!

また、カフェインの作用は数時間続くため、寝る4時間ほど前から控えましょう。
夕方以降はコーヒーをノンカフェインに変えたり、緑茶をほうじ茶に変えたりしてもいいですね。

②寝る前のスマートフォンはNG

ベッドでスマホを見る女性出典:stock.adobe.com

寝る直前までスマートフォンを見ていませんか?
スマホの光や情報の刺激によって、寝つきが悪くなることがあります。

寝る前は目を休めるように、ホットアイマスクを使ってみるのもおすすめ♪

③ストレッチで体をゆるめる

背伸びをするように、気持ちよく体を伸ばすのもよいですね。

仕事や家事、育児に追われていると、気づかないうちに体はカチコチ。
大きく伸びをしてみると、「あれ?こんなに縮こまっていたんだ!」なんてことも♪

そんなふうに心と体がほっとゆるむと、眠りにつきやすくなりますよ。

朝まで眠れる日を取り戻すために

朝起きてストレッチをする女性出典:stock.adobe.com

夜中にトイレで目が覚めると、「もう年齢のせいかな」と思ってしまうこともありますよね。
でも、生活習慣を見直すことで改善できることもあります!痛みや血尿、いびき、無呼吸が気になる場合は、一人で抱え込まず医療機関へ相談してみましょう。
この記事を読んだ方が、朝までぐっすり眠れる日につながりますように。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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久松康代

臨床検査技師。日本睡眠学会認定専門検査技師。
睡眠医療に16年以上従事し、睡眠時無呼吸症候群をはじめとする睡眠障害の検査や治療サポート、患者支援に携わる。
これまで多くの睡眠の悩みに向き合い、患者向け睡眠コラムの作成や市民・企業向け睡眠講座を27回担当。
専門知識をわかりやすく伝えることを得意とし、睡眠を通じて心身の健康やウェルビーイングの向上に役立つ情報発信を心がけている。