【相談内容】山を登る夢は?
「出版業界で頑張ってきて、昇進の話も出ています。しかし最近、紙の世界に限界を感じるようになり、この先も同じ業界で働くべきか迷っています。先日見た夢がとても印象的で、朝起きても鮮明に覚えていました。険しい山道を登っている夢で、頂上に近づくほど足がすくんでしまう場面があったのを覚えています。現実の迷いが夢に現れているのでしょうか?」(37歳、女性)
【山を登る夢】が伝える意味
険しい山道を登る夢は、あなたがこれまで歩んできた努力の道のりそのものを表しています。
出版業界で培ってきた経験や実績は、まさにあなたが一歩一歩登ってきた山道なのでしょう。
今までのあなたの頑張りが、この夢に映し出されています。
「頂上に近づくほど足がすくんでしまった」という場面は、成功や達成を目前にした時の複雑な心境を表しているのです。
昇進という「頂上」が見えてきた今、本当にその頂上があなたの望む場所なのか、心の奥底で問いかけている状態なのかもしれません。
また、この夢には「選択のとき」というメッセージも込められています。
山の頂上は一つのゴールですが、そこから見える景色や新たな道筋もあることを、あなたの潜在意識は感じ取っているのでしょう。
足がすくんだのは、立ち止まって本当に進みたい方向を確認する必要があることを教えてくれているのです。
【山を登る夢】を見たあなたへのアドバイス
この夢は、あなたに「一度立ち止まって、本当に大切なものを見つめ直してみましょう」と優しく語りかけています。
少し休憩をとって、これからの景色をゆっくり眺めてみてください。
昇進のお話について焦って答えを出す必要はありません。
機会を与えてくれた職場への感謝を持ちながらも、「自分が本当に望むキャリア」について静かに考える時間を作ってみてはいかがでしょうか。
紙の世界に限界を感じているのなら、デジタル分野への展開や、出版業界の中での新しい役割についても調べてみるとよいでしょう。
また、同じ業界で活躍する先輩女性や、異業種で働く友人たちとお話ししてみることをおすすめします。
結婚と仕事の両立について実際の体験談を聞くことで、きっと新しい視点が得られるでしょう。
業界研究や転職についての情報収集も、選択肢を広げる良い機会になります。
何より大切なのは、これまで頑張ってきた自分を認めてあげることです。
37歳という年齢は、人生の新しいステージを考える絶好のタイミングでもあります。
どの道を選んでも、あなたがこれまで積み重ねてきた経験と努力は決して無駄になりません。
まとめ
険しい山道を登る夢は、あなたの努力と成長の証です。頂上で足がすくんだのは、より良い選択をするために立ち止まる時間が必要だからなのでしょう。
あなたらしい素晴らしい未来が、きっと見つかります。

◆夢耶(ゆめか)
夢鑑定士の資格を持ち、タロット、オラクルカード、宿曜占星術、数秘術などの占術を用いて占い師として活動。
その他声優や書道家など幅広いジャンルで活動中。
占い師としてオンライン鑑定だけでなく、その知識を活かして占い・スピリチュアルジャンルの記事も執筆。
心理学やスピリチュアルの観点から夢のメッセージを丁寧に読み解き、専門的な言葉もわかりやすく伝えることを意識した記事を作成する。
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