【リアル家計簿】20代、ひとり暮らしの場合
家族構成
一人暮らし
【相談内容】ギリギリ毎月赤字にはなっていませんが、貯金がほとんどできていません。同年代の人は、毎月どの程度貯蓄できているのでしょうか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
20代の平均貯蓄額は1か月約3.6万円。20代から始める資産形成
GOODポイント
質問者さんの通信費は月額2,000円とのことで、格安SIMなどを上手に活用されていることがうかがえます。
また、毎月5,000円を貯蓄に、さらに5,000円をNISAに充てているとのこと。
節約しつつ、将来に向けて少しずつ資産形成に取り組まれている姿勢がとても素晴らしいですね。
気になる支出項目をチェック
一方で、合わせて52,000円にもなる交際費と娯楽費は、やや使いすぎかもしれません。
資産形成を考えるなら、収入の8割で生活し、残りの2割を交際費・娯楽費や貯蓄に回すのが理想です。
月収20万円であれば、生活費を16万円に抑え、残りの4万円を楽しみや貯蓄に充てるバランスを意識してみましょう。
20代の1か月の平均貯蓄額は約3.6万円
質問者さんと同年代の20代の平均年収は約241万円、平均貯蓄率は18%とされています*。
これを月単位に換算すると、1か月あたりの平均貯蓄額は約3.6万円。
20代のうちは貯蓄額を増やすことも大切ですが、将来の収入アップにつながる自己投資も視野に入れると、より良い将来を築けるでしょう。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」
まとめ
・節約できる部分をしっかり削減できています。
・資産形成を考えるなら、収入の8割で生活し、残りの2割を交際費・娯楽費や貯蓄に回すのが理想です。
・20代の平均貯蓄額は1か月あたり約3.6万円です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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