まさかのひとこと
「私が26歳のときの話です。
当時は今ほどセクハラやモラハラに対して厳しくない時代。
でも、今考えると(十分セクハラだったな……)と思う出来事を晒します。
私は、倉庫業の仕事をしていました。
ある日、自分の親ほどの年齢の男性が派遣社員として配属されました。
年齢が離れていること、立場が違うため社員同士のいざこざがないことなど、
完全に油断していた私。
そりの合わない同僚の愚痴を、その派遣の男性に話していました。
男性は口数は少ないものの、いつも『うんうん』と聞いてくれていました。
あまりに聞き上手なので、愚痴を吐くのが習慣化してしまったのが、いけませんでした……。
いつものように愚痴をこぼしていると、突然男性がひとこと。
『お前を抱きしめたいよ』
……ゾッとしました。
鳥肌が立ち、思わず『は?』と聞き返すと、笑って流されました。
冗談だとは思いますが、さすがにきもすぎて。
その後は愚痴を言わないように気をつけていたら、そのうちその男性は派遣の期間が終わり、別の会社に。
心底ホッとしました。
何事も起こらず、本当によかったです。
それ以来、職場では愚痴をこぼさないと心に決めました」(20代女性)
愚痴の相手は選ぼう
コンプライアンスが厳しい今なら笑い話では済まないかも?
職場での愚痴は、いろいろな意味でリスキーですね。
TPOは選んだほうがいいかもしれません。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。
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