【年収いくら?】42歳、営業職の場合
プロフィール
42歳、男性
営業職(正社員)
▼現状
年収:820万円
ボーナス:年間180万円
労働時間:月160時間、残業は40時間程度
家族構成:妻(30代、個人事業主)、子(0歳)と3人暮らし
世帯年収:約1,000万円
【相談内容】妻が節約に協力してくれません……
「貯蓄・投資に関する考え方に違いがあり、妻が節約に協力してくれません。どうすれば同じ意識で家計管理できるでしょうか?」
現在の年収は平均と比べると高い?低い?
質問者さんの現在の年収は、約820万円です。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、40〜44歳の営業職業従事者の平均年収は約643万円*。
このことから、質問者さんのお勤め先のお給料は平均よりもかなり高い水準と言えそうです。
*……参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
「節約しなきゃ」ではなく「将来のために」夫婦で話し合おう
質問者さんは、奥さまと節約意識に差があり家計管理がうまくいかないことにお悩みなのですね。
お互いの価値観を尊重しつつ、無理なく協力し合える方法を考えましょう。
「共通の目標」を持つことが大切
いきなり「節約しよう」と伝えても奥さまが納得しづらいことがあります。
まずは「将来のために、何を目指すべきか」という共通の目標を話し合いましょう。
- 子どもの教育費を○万円貯める
- ○年後に家を購入するために○万円用意する
- 老後資金として○万円確保する
といった具体的な目標を決めると「何のために節約するのか」が明確になり、奥さまも関心を持ちやすくなるかもしれません。
家計の「見える化」で現状を共有する
家計の支出を見える化することで、奥さまにも家計の現状を理解してもらいやすくなります。
- 家計簿アプリを共有し、一緒に毎月の支出を確認する
- 収入・支出・貯蓄額を書き出し、現状の課題を整理する
- 「今の支出が続くと○年後にどうなるか」をシミュレーションする
などの工夫を行うことで無駄な支出に気づきやすくなり、奥さまも家計管理への意識が高まるでしょう。
完璧を求めすぎず少しずつ意識を変えていく
節約を押しつけず、少しずつ歩み寄ることが大切です。
初心者向けの家計管理や投資の解説動画をご夫婦で一緒に見るのもいいですね。
同年代の年収平均は……
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、40〜44歳の平均年収は約612万円*です。
質問者さんの年収は約820万円と、年齢別の平均と比べると高い水準になっています。
*……参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
まとめ
・「共通の目標」を話し合い、家計管理に関心を持ってもらいましょう。
・家計簿アプリを利用し「家計の見える化」をすることで現状を認識してもらいやすくなります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同年代の年収は……
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