【リアル給与明細】38歳、介護職の場合
プロフィール
38歳、男性
介護職
▼現状
仕事内容は、入所者様の食事・入浴・排泄などの生活全般のお世話。
労働時間は月168時間、残業はなし。
ボーナスは72万円程度。
【相談内容】仕事の負担の割に給料が少ないと感じています。支出を削って投資にまわしたいのですが、なかなかうまくいきません……。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、今のお給料は仕事量に見合っていないと感じているのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約468万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」による、質問者さんと同年代の介護職の平均年収は約388万円です。
このことから、質問者さんのお給料は、平均よりも高い水準と言えそうです。
支出を見直しに効果的！お金を増やす習慣作りとは？
質問者さんは、支出を見直して投資に回したいのですね。
将来の資産を増やすために、お金の使い方を見直す具体的な方法をご紹介します。
「今使う」か「増やしてから使う」かを考える
お金を使う際に、「今この1万円を使うべきか、それとも2万円に増やしてから使うべきか」を考えてみましょう。
年利6%で投資できたと仮定すると、投資したお金は約12年で倍になります。
今1万円を使うのを我慢して投資に回せば、将来的に2万円になって戻ってくるということです。
お金を使う前に「今使うか、増やしてから使うか」を考えるようにすると、不必要な支出を自然に削減できますよ。
家計簿をつけ無駄を発見する
スマホアプリなどを利用して家計簿をつけ、支出を把握しましょう。
月末やお給料日など区切りの良いタイミングで家計簿を見直し、満足度の低い支出を洗い出してみてください。
例えば「使わなかったサブスク料金」や「つきあいで行った飲み会」「セールでつい買ったけれど着ていない服」などをピックアップし、次回からは同じような支出を避けるように意識すると、無理なく節約できます。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりも高い水準です。
・お金の使い方を見直すために「今使うか増やしてから使うかを考える」「家計簿をつけて無駄を発見する」の2つを意識しましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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