【リアル給与明細】36歳、税務コンサルタントの場合
プロフィール
36歳、女性
税務コンサルタント
▼現状
仕事内容は、個人事業主の税務指導、記帳業務。
労働時間は月131時間。
ボーナスは95万円程度。
【相談内容】今の収入で実現可能な資産額はいくらでしょうか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、今後の貯蓄額についてお考えなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約425万円になります。
一方、Indeedの調査によると、財務コンサルタントの平均年収は約466万円です。(※2024年10月時点)
このことから、質問者さんのお給料は、平均よりも低めの水準と言えそうです。
現在の収入でどれだけ資産を増やせる?シミュレーション付きで解説
質問者さんは、現在のお給料でどれくらいの資産を築けるのかを知りたいのですね。
年間の貯蓄額と投資のシミュレーションを用いて、実現可能な将来の資産額の目安をお伝えします。
1. 年間の貯蓄額を見積もる
年間でどれくらい貯金できるかを計算しましょう。
たとえば、年収425万円のうち手取りが約340万円だとすると、月に使える額は約28万円です。
この中で月に5万円を貯蓄に回せたとすると、年間では60万円の貯蓄が可能です。
2. 資産額のシミュレーション
①現金で貯金した場合
毎月5万円を現金で貯蓄した場合、30年間で貯蓄額は約1,800万円に。
しかし、現金のままではインフレの影響で実際の価値が下がるリスクがあります。
②投資で運用した場合
同じく毎月5万円を優良なインデックス商品に投資し、年利6%で運用できたと仮定すると、30年後には約5,023万円に成長する可能性があります。
現金貯金よりもはるかに大きな資産を築けることがわかりますよね。
ただし、投資は短期的には暴落で資産が目減りするリスクがあることを念頭に置いておいてください。
*……金融庁「つみたてシミュレーター」で試算
3. 投資を活用して効率よく資産形成
NISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用して長期的に積み立て投資を行うことで、リスクを抑えつつ効率的に資産形成を進められます。
広く分散されたインデックス投資を選べば、安定したリターンを期待できますよ。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりも低い水準です。
・投資を活用して未来の資産を育てましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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