【リアル給与明細】27歳、金融営業の場合
プロフィール
27歳、男性
金融機関の営業
▼現状
仕事内容は新規開拓、融資営業。
ボーナスは年間30万円。
労働時間は月160時間、残業は月40時間程度。
【相談内容】仕事量のわりに給料が低いように思います。
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの年収は平均より低い水準
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、25〜29歳の金融営業職業従事者の平均月給は33万円。
質問者さんは約24.6万円と、平均を8.4万円ほど下回っています。
現在お勤めの会社は、ほかの会社と比べて基本給が低い傾向にあるようです。
またボーナスの平均は116万円と、質問者さんの30万円と比べて大きく差があります。
会社の規模や地域によっても異なりますが、平均と大きな差があり、質問者さんがご不満に感じるのも無理はありません。
資格手当で給与アップ!知識も身につく
手取りを増やすには、資格手当を狙う方法があります。
特に金融機関の場合は、資格手当が充実している傾向にあるようです。
例えば、ファイナンシャルプランナーや宅建士、銀行業務検定は評価されやすいでしょう。
支給方法や対象の資格は会社によって異なるため、規定を確認してみてください。
転職で効率よく年収アップ
手取りを効率よく上げるには、転職がおすすめです。
なぜなら、金融機関は年功序列の給与体制が根強く、現在の会社で基本給を上げるには時間がかかるからです。
金融営業の経験は、転職活動で有利に働くでしょう。
金融の知識やコミュニケーションスキルは、さまざまな業界で活かせるはず。
転職エージェントを活用することで、希望に合った転職先に出会う確率が上がりますよ。
まとめ
・金融機関は資格手当が豊富。
・年功序列が根強いので、手取りを増やすには転職が効率◎
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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