【リアル給与明細】35歳、医師。バイトもしており開業を考えています【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【35歳 医師】

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sino
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2024.07.21

【リアル給与明細】35歳、医師の場合

医師

プロフィール

35歳、男性
医師

▼現状
仕事内容は、診療・研究
労働時間は月160時間、残業は40時間程度。
ボーナスは200万円程度。

【相談内容】この給与明細のほかにバイトで稼いでおり、年収は1,400万円程度あります。自分でクリニックを開業するとなるといくらくらい費用が必要でしょうか。

解説するのは……

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

現在のお給料は適正額?

質問者さんの現在の収入は、上記の明細以外にアルバイトもしておられ合計1,400万円程度とのことです。
30代後半男性医師の年収中央値が1,440万円ですので、質問者さんの現在の収入は中央値とほぼ同じ水準であると言えそうです。

*……参考https://www.doctor-agent.com/contents-career/annual-income

開業のために必要な費用は?

質問者さんは、もしクリニックを開業するならばどの程度の費用が必要なのかをお知りになりたいのですね。

クリニックを開業するために必要な自己資金額は、診療科目や開業場所によって大きく異なります。

以下は一般的な費用の目安です。

  • 一般内科:2,000万円〜8,000万円
  • 整形外科:約1,000万円〜5,500万円
  • 泌尿器科:約1,000万円〜3,000万円
  • 脳神経外科・内科:約6,000万円〜2億5,000万円

*……参考https://clinics-cloud.com/column/239

クリニックの規模や診療科、スタッフ数によって異なりますが、数千万円から1億円以上の金額が必要と考えて良いでしょう。

クリニック開業の際の自己資金は、運転資金を含めた総額の2割程度用意できると安心です。

*……参考https://www.doctorsupportnet.jp/check/q_001.html

人件費や固定費などの事業計画をしっかり立てたうえで、融資を受ける際は無理のない返済計画を立てましょう。

まとめ

医師の男性出典:stock.adobe.com

・質問者さんの収入額は、中央値とほぼ同じ水準です。

・クリニックを開業するために必要な自己資金額は、診療科目や開業場所によって大きく異なります。

・開業時の自己資金は、総額の2割程度用意できると安心です。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
コンタクトはメールアドレスsinobu037@gmail.comまで♡