残す服と残さない服、上手な仕分け方とは?
まずは仕分けをします。
お下がりが手に入ったときや衣替えの時期は整理しやすいタイミング。
【残す服】と【手放す服】に分け、さらに手放す服を【捨てる】【売る】【リサイクルに出す】に分けます。
残す服
「まだ着られる服」ではなく「また着せたい服」を残しましょう。
上の子のときに「ズボンがホックで履かせにくかった」「特別な手入れが必要で洗濯が面倒だった」等の理由であまり着せなかった服は、下の子も着ない可能性が大きいです。
「また着せたい」と思う服だけ残しましょう。
捨てる服
シミ・毛玉・破れがある、色あせた服や首元が伸びてくたくたになった服は迷わず処分してOKです。
「部屋着ならいいかな……」と迷うかもしれませんが、お下がりとして着る数年後にはさらに変色していたり劣化していたりする可能性があります。
今より良い状態にはならないので、躊躇せず処分しましょう。
売る服
汚れも傷みもないけれど積極的に「また着せたい」と思えず処分に迷う服は、フリマアプリに出品してみましょう。
ポイントは「ブランド品」、または「セット売りできる服」を選ぶこと。
ブランド品は多少古くても需要があります。
セット売りは単体では価格が安くなってしまうものでも、組み合わせることで価値が出る場合もあります。
リサイクルに出す服
古着を回収してリユース・リサイクルしてくれる企業があります。
中でも「売るよりお得かも!」と思えるショップはこちらです。
- H&M(エイチアンドエム):H&Mの服でなくてもOK!衣類を店舗に持って行きH&Mのアプリを提示すると、お買い物に使える500円分のデジタルクーポン(1日2枚まで)、さらに20ポイントがもらえます。
- 無印良品(むじるしりょうひん):無印良品で購入した衣類を店舗に持っていき、MUJI Passportを提示すると1000マイル付与されます。持ち込めるのは、点数に関わらず1日1回まで。
もう着ない服がクーポンやポイントに変わるので、お得に気持ちよく手放せますよ。
残す服の上手な収納方法
残す服はサイズ別・季節別に仕分けすると便利です。
チャック付き収納袋に入れたら、ラベリングして立てて収納。
見やすく取り出しやすいので、着るタイミングを逃しません。
今すぐ着ない服はボックスにまとめて、普段は使わない場所に収納しておけばOKです。
お下がりはまず仕分けから!厳選して上手に収納しよう
着るか着ないか分からない服のために収納スペースが取られ、本当に必要なときに探すのが手間になってしまっては場所も時間ももったいないですよね。お下がりの服は、まず仕分けるところから始まります。手放すときも、自分に合った方法を知っていればだいぶ気持ちが楽になりますよ。
そのうえで見やすく取り出しやすい収納にして、お下がり服を活用しましょう。
◆整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター / 福島レイナ
子どもの頃から部屋の模様替えが好きで、大学では環境心理学を専攻。空間が人に与える心理的影響について学ぶ。
大学卒業後はキッチンのショールームでアドバイザーとして勤務。新築・リフォームのプランニングや展示会のナレーター、セミナー講師等も務める。
子育てのため退職してからは、自分と家族に使いやすい収納・動線を日々研究中。
4人の子どものママ。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。