紙袋収納が冷凍庫に最適な理由とは?
①サイズを自由に決められる
お店に収納ケースを買いに行っても、合うサイズがなくて困ったことはありませんか?
紙袋収納なら、紙袋の上部を折り込んで高さを自由に変えられます。
わざわざ買いに行かなくても、収納場所に合わせたサイズを自分で作れるのでとても便利ですよ。
②汚れたらすぐに取り替えられる
食品をしまう冷凍庫の中は意外と汚れやすい場所です。
掃除するときに長時間開けっ放しにすることも難しい場所ですよね。
紙袋収納なら、汚れた袋だけ取り出して手持ちの紙袋で作った新しい収納ケースと取り替えるだけ。
お手入れも短時間で済みます。
③中身に合わせてある程度変形させられる
お弁当のおかずやアイス、保冷剤、冷凍ご飯などいろいろな種類のモノを保管する冷凍庫。
当然、サイズもバラバラです。
プラスチックの収納ケースだと入らないようなモノも、紙袋ならある程度柔軟性があるので収めることができます。
冷凍庫の中身は常に変わるので、ざっくり収納できるのも嬉しいポイントですね。
紙袋収納の作り方
取っ手をはさみなどで切って外します。
収納場所の高さに合わせて折り目を付け、上部を中に折り込みましょう。
折り込んだ部分は二重になるので、紙袋でも意外なほどしっかりしますよ。
紙袋が高すぎる場合は、はじめに不要な部分をはさみでカット。
このとき、まっすぐ切ろうと思わなくてOKです。
中に折り込んでしまうので、多少曲がっても気になりません。
今回は320×320×115mmの紙袋の上部を70mmカットして、高さが半分になるように折り込みました。
仕上がりサイズは320×125×115mmです。
実際に冷凍庫を整理収納してみた!ビフォーアフターを公開
Before
適当に詰め込まれて、何がどこにあるのか分からない状態。
賞味期限切れの食品や、使わない保冷剤もたくさんあります。
目的のモノを取り出すのに時間がかかると、食品の劣化も心配です。
After
賞味期限が切れた食品や多すぎる保冷剤は処分。
しまうモノをざっくりとカテゴリ分けし、それぞれの幅に合うように紙袋を折り、収納しました。
引き出し式の冷凍庫は、上から見て何がどこにあるのか一目で分かるように収納するのがポイント。
整理したおかげで、別の冷凍室に保存してあった食品もすべて移すことができ、スペースにゆとりができたうえに取り出しやすくなりました。
紙袋を活用して冷凍庫の中をムダなくスッキリ収納しよう
家に余っている紙袋を使った収納ケースの作り方を紹介しました。たまってしまった紙袋を減らせて、さらに冷凍庫の中もスッキリ片付き一石二鳥!
ごちゃごちゃしがちな冷凍庫の中を整理するのにおすすめの方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
◆整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター / 福島レイナ
子どもの頃から部屋の模様替えが好きで、大学では環境心理学を専攻。空間が人に与える心理的影響について学ぶ。
大学卒業後はキッチンのショールームでアドバイザーとして勤務。新築・リフォームのプランニングや展示会のナレーター、セミナー講師等も務める。
子育てのため退職してからは、自分と家族に使いやすい収納・動線を日々研究中。
4人の子どものママ。
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