老眼鏡はどこで買うのが一番?
今まで裸眼で十分見えていたのに、近いところがぼやけたり、見えにくくなったりするのを感じたら、それは老眼のサイン。
老眼は目の老化により起こる現象で、近いところを見るときにピントを合わせる力が弱くなることが原因とされています。
人にもよりますが、老眼は40代から始まり、65歳ぐらいまで進行するのが一般的。
悪化するとどんどん度数が高くなるので、早めに老眼鏡を手にして慣れておくのがおすすめです。
でも、いざ購入しようとすると、いろんなところで販売されている老眼鏡。
どこで買うのがいいのか、メーカーやブランド、ショップのそれぞれの特徴を見てみましょう。
「メガネ屋」では自分専用が作れる
メガネ屋さんで老眼鏡を作るときの一番のメリットは、自分の目の状態に合うものができること。
度数の調整はもちろん、フレーム・レンズなどの種類も豊富。使用シーン・要望にも合わせて、最もベストな老眼鏡を作ってもらえます。
大手のメガネ屋さんなら、購入前からアフターフォローまでしっかりしているのも強みでしょう。
気になる相場は、普通にメガネを作るのと同じ程度を考えていればOK。安いと1万円を切るチェーン店もありますが、いろいろカスタマイズしていると高価になります。
100均・ネット通販で購入できる手軽な「既製品」
100均などの雑貨店やネット通販などで、手軽に購入できる既製品の老眼鏡。
100均でも、度数が選べたりフレームデザイン・カラーが複数あったり、選択肢は意外と広いです。
ネット通販やオンラインショップなら、おしゃれで機能性が高いものが増えていますよ。左右の目の度数がそれぞれ選べたり高機能なレンズだったり、値段もそれなりにしますが、いろんな老眼鏡が販売されています。
でも既製品は、自分に合わせて作られた老眼鏡ではありません。
目の度数やフレームが合わなくて余計に疲れたり、ストレスを感じたり、長時間かけるのに適していないことも考えられます。
目の異常を感じたら「眼科」で診てもらうことも大切
40代以上だと、近くがぼやけて見えにくくなれば年齢的に老眼を疑う人も多いでしょう。
目の異常を感じたら、どこで買うかを悩む前に、眼科を受診するのもおすすめです。
お医者さんなら老眼の検査だけではなく、目の病気・異常がないかもチェックしてもらえます。
メガネ屋さんでも視力検査はしてもらえますが、はじめての人やすでに老眼鏡を作ったことがある人でも定期的に診てもらうと安心。
また眼科では、検眼をはじめ使用シーンに合わせた適切なアドバイスを受けられます。眼科で出してもらう処方箋をもとに、老眼鏡を作ることもできますよ。
はじめての人にも♪老眼鏡の選び方のポイント
老眼鏡は、自分に合うものを選ぶのが一番!でも、どこで買うか悩む以前に、何を基準にして選ぶべきかわからない場合もありますよね。
ここでは、はじめての人でも、改めて自分に合う老眼鏡を探している人にも役立つ選び方のポイントをご紹介します。
自分の視力に合う度数
まず、老眼鏡は自分の視力に合う度数であることが大切です。
老眼鏡の度数は+1.0〜+4.5などがあり、数値が小さいほど軽度になります。
老眼の始まりは、目のピントが合う近点が30cm以上の場合とされます。
簡易的に確認する方法としては、人差し指の指紋を見ながら離していきピントが合う距離で調べられます。でも使用シーンや部屋の明るさによっても、必要な度数は変わるので注意しましょう。
(※視力・度数のチェックは、眼科やメガネ屋さんで測ってもらうのが正確です。)
<参考>
度数 | 目安の年齢 | 主な症状として |
+1.0 | 40〜45歳 | 最近近くが見えにくくなってきた |
+1.5 | 45〜50歳 | 40〜50cm、離してピントが合う |
+2.0 | 50〜55歳 | 50〜60cm、離してピントが合う |
+2.5以上 | 55歳以上 | 60cm以上、離してピントが合う |
用途・シーンに合わせる老眼レンズ
老眼鏡のレンズの種類は、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
- 単焦点レンズ……手元や近くを見るための老眼鏡・リーディンググラスで、他の作業ではかけ直したり外したりする必要があります。なお、近視・遠視・乱視などを補正をする一般的なメガネに使用されるレンズでもあります。
-
多焦点レンズ(累進屈折レンズ)……1枚のレンズに、複数の度数を組み合わせたタイプ。
遠くから近くまで見られる「遠近両用メガネ」は、日常生活でかけっぱなしにできて最近の老眼鏡の主流。「中近両用レンズ」は、手元〜中距離まで見ることができ、室内で行うデスクワーク・家事などに適しています。「近近レンズ」だと、手元の資料はもちろんパソコンぐらいまでの距離なら掛け直しせずに見ることが可能です。
遠近両用レンズなどの多焦点レンズは汎用性が高いですが、入っている度数が複数で、慣れていない人や必要ないシーンでは余計に疲れてしまうことも。使用シーンにふさわしいものを使うのがおすすめです。
おしゃれな見た目と快適なかけ心地に影響するフレーム
昔はダサいイメージの老眼鏡ですが、最近ではおしゃれなデザインもたくさんあります♪
フレームの形・素材・色などの種類は、実にいろいろ。自分の好みに合わせて作ったり選んだりできますよ。
またフレームは、かけ心地を左右する大切なポイントでもあります。
軽量で弾力性のあるフレーム素材は、疲れにくい・痛くなりにくいので人気です。
メガネ屋さんでフィッティングして、かけ心地にこだわるのもおすすめ。
顔にフィットするメガネは、正しい位置でかけることにも繋がります。
自分専用の老眼鏡を作るときにおすすめのメガネ屋さん
どこで買うか迷ったら、まずチェックしておきたいのがメガネ屋さん。老眼鏡も、普通のメガネと同じような流れで作ってもらえます。
フレームやレンズを選び、視力などを検査してもらった上で、自分の目の状態や用途に合う専用の老眼鏡が欲しい人におすすめです。ここでは店舗数が多い、人気のメガネ屋さんをご紹介します。
JINS
「JINS(ジンズ)」は、関東を中心に全国的に店舗展開している大手のメガネ屋さん。おしゃれなメガネを、安い価格帯で販売していて、多くの人が利用する人気店です。
老眼鏡ももちろん作成可能で、パッケージタイプの既製品も販売しています。
眼科や店舗で測った測定データがある場合は、オンラインショップでも購入できますが、遠近両用などのレンズは店舗でのみ取り扱いとなるようです。
価格は5,500円〜と安いですが、フレームやレンズの種類によって相場は変わります。
Zoff
全国に200店舗以上もある「Zoff(ゾフ)」は、品質と価格にこだわったメガネブランド。
購入時のサービスから、アフターフォローまでしっかりしてくれる安心の大手です♪
『近く快適メガネ』の老眼鏡の対応フレームは500種類以上あり、好みのデザインが見つかりますよ。
既製品タイプのリーディンググラスは2種類あり、普通のメガネタイプと、マグネットで着脱する2Wayタイプがあります。
JINSと同じく価格は5,500円〜で、遠近両用レンズは店舗のみの取り扱いで価格が11,000円〜。相場は、5,000〜1万円台ぐらいを想定しておくといいでしょう。
パリミキ
1930年創業の老舗メガネ屋「パリミキ」は、日本最大規模のメガネチェーン店。
高品質のメガネを販売していて、こだわりのプライベートブランドを複数展開しています。
老眼鏡は、単焦点や遠近両用、室内向け(中近・近近)のレンズから、要望に合わせて作成可能。店舗で行われる細かい視力測定と丁寧なフィッティングで、自分にぴったりの老眼鏡を作ってもらえます。
パッケージタイプの『ムーミン リーディンググラス』は、デザインが可愛くて◎
高級なイメージもありますが、フレーム+レンズの価格は安いと15,000円前後〜。メインの相場は2〜4万円程度です。
おしゃれな既製品も♪老眼鏡のおすすめ人気商品5選
手軽に購入できる既製品は、もしものときや、どこで買うか迷ったときの強い味方です。
ここでは、既製品の老眼鏡を購入するときにおすすめのショップとアイテムをご紹介します。
100均はもちろん、オンラインショップの売れ筋もピックアップ。おしゃれなデザインもあります♪
なおネット通販で購入するときは、アフターサービスが充実している店舗を利用するのがおすすめです。度数が合わなかったときに、交換対応してくれるところもありますよ。
ダイソー・セリアなどの100均の老眼鏡
老眼鏡は、「DAISO(ダイソー)」や「Seria(セリア)」などの100均でも取り扱いがあります。
最近の100均は、老眼鏡も種類豊富。度数やフレームの形・色が選べる上、ブルーライトカット機能を搭載しているタイプも!
見た目がシンプルで、かけやすいものが多いのも嬉しいポイントです。
安いので、家で使う用や仕事場用など、使うシーンごとに用意しておくこともできますよ。
アイウェアエア
「EYEWEAR AIR®(アイウェアエア)」は、これまでに7万本以上を売り上げた人気の老眼鏡ブランドです。
おしゃれなデザインと色で普段使いしやすく、しなやかな軽量フレームでかけ心地も◎ブルーライトカット機能搭載で、PCやスマホ作業にもおすすめです。
他に、室内向けの中近両用タイプの販売もありますよ。
<アイウェアエアの基本情報>
- 度数:+0.5〜+2.5程度
- フレーム:ボストン・オーバル・ウェリントン・スクエアなど
アイウェアエア
¥2,953〜
Nスタ 薄型めがねペーパーグラス
薄型メガネ専門メーカー「Paperglass(ペーパーグラス)」の人気老眼鏡『Nスタ 薄型めがねペーパーグラス』は、折りたたんだときに本の栞のように薄くなるのが特徴です。
スリムでかさばらずに収納できるので、持ち歩きにもおすすめです。
鼻パッドがありませんが、独特ながらも美しいブリッジとテンプルで、かけ心地も快適に。
カラーバリエーション豊富で、好みに合うおしゃれな老眼鏡が見つかりますよ。
<Nスタ 薄型めがねペーパーグラスの基本情報>
- 度数:+1.0〜+4.0
- フレーム:オーバル・スクエア
Nスタ 薄型めがねペーパーグラス
¥16,500
CEETOL レディース 遠近両用老眼鏡
『CEETOL 遠近両用老眼鏡』は、1本で遠くから近くまでをカバーする遠近両用の老眼鏡です。
ブルーライトカット機能搭載でPC・スマホでの作業はもちろん、車の運転時にも着用できる汎用性が高いタイプです。
色は、紅・ばら・紫から選ぶレディース向けで、優美なフレームデザインがポイント。
おしゃれだと口コミでも評判の、ファッション老眼鏡です♡
<CEETOL レディース 遠近両用老眼鏡の基本情報>
- 度数:+1.00〜+3.50
- フレーム:-
CEETOL レディース 遠近両用老眼鏡
¥7,979
Have A Look CIRCLE TWIST
「Have A Look(ハブアルック)」は、デンマーク発のアイウェアブランド。
“クールでカラフル。おしゃれを楽しむリーディンググラス”をコンセプトに誕生し、北欧らしい可愛くて自由な色使いの老眼鏡を品揃えしています。
『CIRCLE TWIST』は、老眼鏡っぽくない洗練されたデザインが特徴。他では見たことがはないような、カラーリングも人気です♪
機能性にもこだわり、しなやかなフィット感と軽いかけ心地が評判です。
<Have A Look CIRCLE TWISTの基本情報>
- 度数:+1.00〜+3.00
- フレーム:-
Have A Look CIRCLE TWIST
¥6,600〜
老眼鏡はどこで買うにしても自分に合うものを選ぶのが◎
100均や通販、メガネ屋さんなど、いろんなところで販売されている老眼鏡。
どこで買うにしても、大切なのは自分に合うものをかけることです。視力や使用シーンに合わせて、ふさわしい老眼鏡・リーディンググラスを利用して快適に過ごしてくださいね。
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