【プロが教える】女性の方が得意な「コツコツ投資」成功の秘訣って?

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子どもの教育費、老後資金に向けて、資産運用を検討中のママは多いのではないでしょうか。そこで今回は、無理なく目指せるおすすめの資産の育て方をご紹介!ウェルスナビの「ほりうち先生」がわかりやすく解説してくれました♪

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ゼロからでもコツコツ増やせる!「NISAでつみたて」は忙しいママにピッタリ

投資に挑戦するママ出典:www.shutterstock.com

子どもの教育費や自分たちの将来のため、資産運用をしておきたいというママの声をよく聞くようになりました。一方で「今はお金がないから」「忙しいから」とあきらめる方も。

そこでチャレンジしていただきたいのが、無理なく資産を育てることを目指せる「つみたて投資」です。NISA(少額投資非課税制度)という、投資の利益に対する税金を払わなくて済むというお得な制度も活用できます。

今回は「NISAを活用したつみたて投資の始め方」をご紹介します。

成功しやすい「コツコツ投資」は女性の方が得意

2023年8月、投資をしたことがない方を対象に「何があれば投資をしますか?」というアンケート調査(*1)をしました。

一番多かった答えは「知識があれば」。ただし、他の選択肢の選び方には男女で差がありました。男性は「元手が準備できれば」という答えが多く、女性は「少額から始められれば」という答えが多かったのです。

「少額から始める」は、実は資産を築いていく上で、大事なポイントの1つと言えます。初めから大きな額を投資してしまい、その価格が下がれば、冷静でいることは難しくなります。いずれ上昇する資産だったとしても、怖くなって途中で売ってしまうことになりかねません。

男性の方が取引の回数を重ねてしまい、結果として女性の方が運用結果が良くなった、といった研究結果もあります。長期でコツコツ資産形成をしていく上では、男性よりも女性の方が得意なようです。

*1……ウェルスナビが実施した意識調査アンケートの結果より(期間:2023年8月10日〜8月11日、対象:全国の20代〜50代、今後の投資意向がある投資未経験者、調査方法:インターネットによるアンケート、有効回答数:501人)

資産を大きく育てていくには「つみたて投資」にチャレンジ

教育資金出典:www.shutterstock.com

ママとしては教育資金や老後の生活資金に不安を感じる方も多いと思います。ですがその場合、少額の投資では賄えません。資産運用する額を大きくしていく必要があります。

そこでオススメなのが、つみたて投資です。多くの金融機関で自動で積立をする設定ができて、月々の金額と購入する商品を選ぶだけで始められます。例えば、毎月1万円から投資をスタートして、慣れてきたら金額を増やしていくということもできます。

国内外、株や債券など、なるべく幅広く投資するのがコツです。これを「分散投資」と言います。具体的には、「バランス型」という表示がある投資信託や、国内外の様々な資産に投資している「ロボアドバイザー」などのことです。

いざ投資する商品を選ぼうとすると「少しでも儲けが大きそうなものを」となってしまいがちですが、これには注意が必要です。大きな儲けが期待できる商品は、それだけ価格が上下に大きく動きやすいことを忘れないようにしましょう。

NISAでお得に投資を続けよう

資産運用に取り組むと決めたら、NISA口座を開き、制度を活用することを忘れないようにしましょう。NISAとは、資産を売った時の利益に対して税金がかからなくなる制度です。本来、税金は約2割かかりますから、この制度を使わない手はありません。

NISA口座は、主に銀行や証券会社で開くことができます。なお、新しいNISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」がありますが、積立投資をするからと言って、「つみたて投資枠」を使う必要はありません。月数万円程度の積立額であれば、非課税になる枠におさまるので、どちらを使っても大丈夫です(*2)

まとめ

子育て中のママたちは、考えなければならないことに常に追われていると思います。できれば、お金のことで悩む時間は減らしたいですよね。

「NISAでつみたて投資」であれば、設定するだけで着実に資産運用をすることができます。なかなか始められなかった方は、ぜひ参考にしてみてください。

*2……新しいNISAでは、成長投資枠のみを使う場合は年間240万円まで、つみたて投資枠を併用する場合は年間360万円まで非課税となる。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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堀内明子/ウェルスナビ

ほりうち・あきこ。ウェルスナビPRチームディレクター。全自動で資産運用をおまかせできる「WealthNavi(ウェルスナビ)」の広報活動を通じ、「長期・積立・分散」の意義を伝えている。記者・ライターを経て、大手運用会社に入社。金融教育に長く携わり、資産運用の力で豊かな人生を送る人が増えるよう、様々な情報発信をしてきた。2023年4月より現職。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。趣味は猫と遊ぶこと、子どもと一緒に通うバレエ。二児の母。