頑丈なベンチ▶材料
今回は、2×4材と野縁の2種類の木材を使って、天板にかかる重みをしっかりと支えてくれる頑丈なベンチを作っていきます!
<材料>
- 2×4材
- 野縁
頑丈なベンチの作り方①2×4材の一部を切り取る
2×4材を使ってベンチの枠を作っていきます。
まずベンチの強度を高めるために、2×4材の一部を切り取って天板(野縁)を支える部分を作りましょう。
丸ノコの刃の深さを野縁の厚みに調整します。
2×4材を立てた状態にして、丸ノコを使って差し金一本分の幅で切り込みを入れていきましょう。
次に、丸ノコの刃の深さを差し金一本分の幅に調整します。
2×4材を寝かせた状態にして、丸ノコを使って野縁の厚みで切り込みを入れてください。
このように2本の切り込みを入れれば、木材の一部を簡単に切り取ることができます。
木のカスが残ってしまった場合は、カッターなどできれいに取り除いてくださいね。
頑丈なベンチの作り方②2×4材の断面を45度にカットする
➀で加工した2×4材をカットして、枠の長辺2本、短辺2本を用意します。
枠の角は留め継ぎで仕上げたいので、丸ノコの刃の角度を45度に設定し、両端の断面を45度にカットしましょう。
頑丈なベンチの作り方③枠を組み立てる
②でカットした2×4材を、平らな面を上にして一直線に並べて養生テープで固定します。
裏返したら、45度にカットした断面にボンドをたっぷりと塗り、枠を組み立てましょう。
はみ出たボンドは、固く絞った雑巾できれいに拭き取ってくださいね。
このまま、ボンドが乾くまで丸一日程度待ちます。
頑丈なベンチの作り方④脚を固定する
脚の高さを決めて、2×4材を4本カットします。
脚と枠が接する部分にボンドを塗ってから、ネジで脚を固定しましょう。
木の表側が外側に来るように固定すると、美しく仕上がりますよ。
頑丈なベンチの作り方⑤天板を作る
野縁を並べて天板を作ります。
枠の内側の幅をメジャーで測り、野縁の厚みで割って天板に並べる野縁の本数を決めましょう。
野縁を必要分カットしたら、面取りをしておきます。
つづいて、枠と野縁が接する部分にボンドを塗ってから、左右の一番端に野縁をはめ込みます。
今回は枠に野縁を支える部分を作ってあるので、ネジは必要ありませんよ。
その後、残っているスペースを野縁の本数で均等に割って、枠に印を付けていきましょう。
印に合わせて野縁をはめ込み、ボンドを乾かしたら、頑丈なベンチの完成です!
プロのような仕上がり!頑丈なベンチを作ってみよう
今回ご紹介した天板を支えるテクニックは、ベンチだけでなく椅子や棚などの強度を高めたいときにも応用できますよ。動画では「木材に切り込みを入れるときの注意点」や「枠を組み立てるときの手順」についても詳しく解説しています。ぜひ動画もチェックして、DIYにチャレンジしてみてくださいね。
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Writer:meruko77
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