楽天ポイントの種類と使用方法
楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。
ここではまず、それぞれのポイントについてと、基本的な使用方法をご説明します。
通常ポイント
通常ポイントとは、楽天の各サービスを利用したときに利用額に応じてもらえるポイントのことです。
有効期限は1年間(ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日まで)。期間内に新たに通常ポイントを獲得した場合は有効期限が延長されます。
日常的にポイントを貯めているなら、実質期限はないといえるでしょう。
期間限定ポイント
対して期間限定ポイントとは、キャンペーンなどにより付与された、有効期限が予め設定されているポイントのことです。
有効期限はキャンペーンごとに設定されていて、この期限を過ぎると自動的に失効してしまいます。
ポイントの基本的な使用方法
楽天ポイントを楽天のサービスで使うとき、基本的に2つの利用パターンがあります。
- 全てのポイントを使う(すべてポイントを使う)
- 一部のポイントを使う
どちらも送料や消費税などを含む、注文や宿泊料金の合計金額に対して使えるものです。
一部のポイントを使う場合は、利用するポイント数を自分で決められます。
また、街の楽天ポイントが使える店では、レジでカードやアプリを提示しポイントを利用することを伝えるだけで使用できます。
【通常ポイント】おすすめの使い方
ここからは、楽天ポイントのおすすめの使い方をご紹介します。
まずは、『通常ポイント』の使い方から見ていきましょう。
お得な使い方を知りたい人やポイントの使い道がなくて困っている人は、ぜひチェックしてみてください。
楽天カードの支払いに充てる
通常ポイントの使い道で最もおすすめなのは、楽天カードの支払いに充てることです。
カードの請求額にポイントを使用しても、その分のポイントがきちんと還元されます。
例えば楽天カードの請求額5万円に対し、5,000ポイントを充当した場合、最終的な請求額は4万5千円。
一般的なクレジットカードは、この4万5千円の部分がポイント還元の対象になりますが、楽天カードは元々の請求額である5万円すべてがポイント還元の対象になるのです。
でも、毎月12日〜最長24日までに手動で手続きしなければならないので、その点は注意しましょう。
楽天証券の楽天ポイントコースに1ポイント使う
通常ポイントは、楽天証券での投資にも使えます。
おすすめの使い方は、1ポイントだけポイント投資すること。
以下のような方法で設定します。
- 楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定
- 合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)でポイント+0.5倍
- 合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)でポイント+0.5倍
このとき、積立額を1ポイント+29,999円で合計30,000円にするとOK。
そうすることで、SPU(スーパーポイントアッププログラム)が+0.5倍になり(両方設定すれば+1倍)、楽天市場での買い物で還元されるポイントがアップします。
積み立て設定をしておけば、毎月自動的にSPU条件達成となります。
通常ポイントはできるだけ楽天カードの支払いに充てたいので、1ポイントのみ使うのがおすすめです。
ANAマイルに交換
旅行の予定があるときは、ANAマイルに交換するのも◎
楽天ポイント2ポイント=ANAマイル1マイルに交換できます。
例えば東京〜沖縄の片道航空券に必要なマイル数は7,000マイルから。通常ポイントが14,000ポイントあればOKです。
うまく使えばかなりお得に旅行できますね。
交換できるポイントは1回につき5,000ポイント、月に交換可能なポイント数の上限は20,000ポイントなので注意が必要です。
【期間限定ポイント】おすすめの使い方
期間内に使う必要がある『期間限定ポイント』の使い道を迷う人は多くいるでしょう。
実はあらゆる場面で使えるので、ぜひチェックしてください。
楽天ペイの支払い
期間限定ポイントを使うのに最もおすすめなのは、楽天ペイの支払いで使うことです。
楽天カードへの充当と同じように、ポイントを利用しつつポイント還元も受けられます。
さらに楽天ペイと楽天ポイントのどちらにも対応しているお店なら、ポイントの2重取りもできちゃうのです。
でも楽天ペイのSuicaへのチャージには、期間限定ポイントは使えないので気を付けてくださいね。
楽天モバイル・楽天でんき・楽天ガスの支払いに充てる
楽天モバイルなどのサービスを使っているなら、その支払いに充てるのも◎ポイント支払いでもポイント還元が受けられ、設定しておけば楽ちんです。
楽天モバイルは条件によってSPUが+3倍になるので、ぜひ活用したいですね。
楽天トラベル・楽天ビューティで使う
楽天ポイントは、楽天トラベルと楽天ビューティでの支払いに使うこともできます。
どちらのサービスも、ポイントで支払った分までポイント還元されるのが嬉しいポイント。
また、どちらも諸条件をクリアすれば、SPUの対象になります。
楽天市場での端数の支払い
もちろん楽天市場の買い物にポイントを使うこともできます。
でも全額をポイントで支払うと獲得ポイントが減ってしまいもったいないです。100円未満の端数のみに使用しましょう。
楽天ふるさと納税に使う
楽天ふるさと納税に期間限定ポイントを使用するのもおすすめです。
一般的に税金はポイントでは納められませんが、楽天ふるさと納税ではそれが可能になります。
でも、楽天カード払いのほうがより多くのポイントを獲得できるので、どちらが良いかはその人次第でしょう。
楽天銀行の振込手数料に使う
楽天銀行の振込手数料に現金を使うのはもったいないです。
振込手数料は現金で支払ってもポイントはつかないので、期間限定ポイントを使いましょう。
Apple Gift Cardを購入
期間限定ポイントは、iPhoneなどの購入に使えるApple Gift Card(アップルギフトカード)の購入に使用するのもおすすめです。
楽天市場のApple Gift Card認定店から購入できます。
1円以上をクレジットカード決済で行なう必要があるので、そこだけ気を付けてくださいね。
楽天ポイントを使うときの注意点
楽天ポイントを使うときには、いくつかの注意点があります。
もったいない使い方は楽天市場での買い物
実は、楽天ポイントのもったいない使い方は、楽天市場での買い物。
楽天カードの利用額に対してポイントが還元されるので、支払い額が減ってしまうことでSPUによるポイント還元も減ってしまうのです。
でも、毎月18日のご愛顧感謝デーは、保有ポイント払いでもポイントが付与されます。
楽天市場でポイントを使いたいときはご愛顧感謝デーを狙うか、先ほどご紹介したように100円未満の端数のみにしましょう。
利用制限や利用順位がある
楽天ポイントは、ランクによって1回の支払いや1ヶ月に利用できるポイント数に制限があります。
また、利用順位があり、以下の順番で消費されるようになっています。
- 期間限定ポイント
- 提携サービスから交換されたポイント
- 通常ポイント
ポイントを使えない場合もある
楽天市場で買い物をしたとき、送料の調整などで金額が増えることがあります。その差額分にポイントの利用はできず、選択した支払方法が適用されます。
また、後払い手数料や代引手数料には、ポイントを利用できません。
ポイントを使いこなすのが楽天の醍醐味
あらゆる場面で貯まりやすい楽天ポイント。せっかくたくさん貯めても、使い切れないのはもったいないですよね。
通常ポイントも期間限定ポイントも、それぞれにおすすめの使い方があります。
ぜひこの記事を参考にして、楽天ポイントを使いこなしてくださいね!
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