日焼け止めは本当に必要?子供用と大人用の違いもチェック
大人の場合、日焼け止めを毎日塗るのが習慣になっている人も多いですよね。
日差しの強い季節には、子供にもしっかり紫外線対策をと思いながらも、幼児〜小学生だと毎日塗るのは肌に良くないのかなと心配になったり、そもそも子供に日焼け止めは必要ないという話もあったりと、いろいろ気になることも。
ここでは、疑問点をまず解決しましょう。
日焼け止めの必要性
昔は夏になると、子供が日焼けで真っ黒になるのが当たり前の光景でした。骨の発育のためにも、紫外線にあたることは重要と言われていますよね。
でも、最近では子供のときからしっかり紫外線対策をしたほうが良いという考え方が主流です。
理由は、子供のときに日差しを浴びすぎると将来のシミ・シワや皮膚癌などの原因になることが考えられるから。また骨の発育のために紫外線にあたるのは、1日10〜15分程度でも十分だとされています。
紫外線を浴び続けることによるデメリットのほうが大きく、子供のうちからきちんと日焼け止めを使用するのがおすすめと言われています。
子供用と大人用の差は肌に優しいかどうか
日焼け止めは、大人用と子供用に分けて販売されている場合が多いです。
でも大人用と子供用の日焼け止めは明確な区別がなく、商品に納得できれば、大人が子供用を、子供が大人用を使っても問題ありません。
大人用と子供用の大きな違いは、肌に優しい成分でできているかどうか。
子供の皮膚は大人よりも薄く未熟なので、子供用の日焼け止めは低刺激に作られているものがほとんどです。
大人用であっても低刺激の日焼け止めは、子供でも使いやすいものも。パッケージやメーカーHPに「○才以上なら使用可能」と明記されていることもありますよ。
肌に優しい子供用日焼け止めの選び方
子供用の日焼け止めは、いろんなタイプの商品が販売されています。選ぶときは、肌への優しさも気になりますが、使うシーンや子供が使いやすいかどうかなど、いくつかのポイントをチェックしてみてくださいね。
肌が弱い子供には低刺激タイプ
子供用の日焼け止めは、低刺激タイプがほとんど。
たとえば肌の負担になる紫外線吸収剤よりも紫外線散乱剤が使われていたり、ノンケミカルや赤ちゃんにも使えるタイプだったり、肌に優しい日焼け止めが多いです。
落とすときも、お湯や石鹸で落とせると肌への負担が少ないので、落とし方もチェックしてみてくださいね。
でも低刺激タイプの日焼け止めを選んだつもりでも、人によって合う・合わないがあります。使う前にパッチテストを行うと安心ですよ。
SPF値・PA値は使うシーンで使い分け
日焼け止めを選ぶときの判断基準となるSPF値とPA値。
SPFはUVB、PAはUVAという紫外線を防ぐ指標で、それぞれ数値や+が多いほど効果が高くなります。
将来的なシミ・しわ・皮膚癌などの原因となる紫外線対策は、数値が高い方がいい気がしてしまいますが、使うシーンに合ったもので十分効果を期待できます。
SPF値・PA値が高いものやウォータープルーフタイプは、落ちにくく肌への負担も大きくなります。肌への優しさを考えるなら、必要以上のものを使うのはやめておくのが無難です。
日常生活であればSPF15〜20・PA ++、炎天下で長い時間活動をするときはSPF30〜50・PA ++〜+++を目安に。
ウォータープルーフは、海・山のアウトドアや、たくさん汗をかきそうな屋外活動での使用がおすすめです。
子供でも塗りやすいタイプ
日焼け止めは、子供が塗りやすいタイプを選びましょう。幼児〜小学生の子供が自分でできれば、ママ・パパの負担も減りますよ♪
ポイントは、日焼け止めの容器の形とテクスチャです。
- ポンプ……プッシュするだけで適量が出てくるので、幼児でも使いやすいタイプ。大容量であれば玄関に置いて、家族みんなで使うのもおすすめです。
- チューブ……小学生からなら、押し出すチューブタイプも候補に。持ち歩きしやすいサイズなら、出先での塗り直しにも便利です。
- スプレー・ミスト……スプレーすることで手軽につけられますが、塗りムラができやすいことも。持ち運びや塗り直しにも使いやすいタイプです。
日焼け止めのテクスチャは、保湿力の高いクリームや、しっとり感と伸びがちょうど良いミルク(乳液)、みずみずしく伸びが良いローションなどがあります。
子供が自分で塗るときやボディにつけるときは、伸びが良くベタつきが少ないミルク・ローションなどがおすすめです。乾燥が気になる部位や顔などは、保湿力の高いクリームでも◎
虫除けや保湿などの機能があると便利
日焼け止めのなかには、他の機能も備えた使い勝手がいい商品があります。
日焼け止め効果とともに、夏場に必須の虫除け効果や、カサカサ肌になりやすい子供に嬉しい保湿効果が期待できるものも。
1本でいろんな効果があると、あれこれ塗る必要がなくなるので、忙しい朝やお出かけ前のドタバタ時にも助かりますよ。
子供にも教えよう♪日焼け止めの効果的な使い方・落とし方
日焼け止めを塗っている人は多いかもしれませんが、正しい使い方・落とし方はできていますか?
新しい日焼け止めを購入する前に、しっかりおさらいしてましょう♡
まず、日焼け止めを塗るタイミングは、出かける15〜30分前がベスト。余裕を持ってUVケアしておけば、肌に馴染んで青白さがなくなり、塗り忘れも防げます。
使い方や使う頻度は、商品の用量・用法に合わせるのが前提ですが、基本的にたっぷりと使って均一に肌に塗ることが大切。
顔に塗るときは鼻・おでこ・頬・顎などにつけて、丁寧に全体に伸ばしましょう。重ね塗りすると、ムラなく塗れてより効果的な紫外線対策になりますよ。
1日外にいる場合、汗や擦って日焼け止めが落ちることもあるので、2〜3時間ごとに塗り直すのがおすすめです。
落とし方は、子供用日焼け止めだとお湯や石鹸で落ちるものが多いですが、何もつけていない状態とは異なります。
石鹸はしっかりと泡だて、肌を優しく丁寧に洗って、きちんと洗い流しましょう。最後に保湿ケアするのも忘れずに♪
【幼児〜小学生】子供用の日焼け止めおすすめ7選
それでは、子供用のおすすめ日焼け止めをご紹介します。肌に優しいものをメインに、人気の日焼け止めをピックアップ。赤ちゃんでも使えるものが多いので、家族みんなで利用できますよ♪
幼児〜小学生の年齢の子供なら、シーンに合わせて複数を使い分けするのもおすすめです。
アロベビー UV&アウトドアミスト
「ALOBABY(アロベビー)」の『UV&アウトドアミスト』は、紫外線が気になるときの日焼け止めと、虫が気になる季節のアウトドア対策が同時にできるのが特徴です。
ミストタイプなので手軽にスプレーでき、持ち運びにも便利!
100%天然由来の国産オーガニックUVミストは、肌に優しく赤ちゃんでも使用可能。紫外線吸収剤やディート、アルコール、合成香料などが無添加で、安心して使えます。
<アロベビー UV&アウトドアミストの基本情報>
- SPF値・PA値:SPF15・PA++
- 内容量:80ml
- 使える部位:顔・からだ
- テクスチャ:ローション
- ウォータープルーフ:-
- 落とし方:お湯落ち
- 日焼け止め以外の機能:虫除けなどのアウトドア対策
- 医薬部外品・化粧品:化粧品
- 赤ちゃんにも使えるか:新生児〜
アロベビー UV&アウトドアミスト
¥2,640
アノネベビー トータルアウトドアUV
日焼けや虫刺され、乾燥などから子供たちの肌を守ってくれるのが、「anonebaby(アノネベビー)」の『トータルアウトドアUV』。
白浮きしにくく、伸びが良いミルクタイプの日焼け止めです。
紫外線吸収剤・ディート不使用の天然由来成分99%でできている、ノンケミカルタイプです。保湿成分が含まれているので、肌がガザガサしてしまう子にもおすすめですよ。
<アノネベビー トータルアウトドアUVの基本情報>
- SPF値・PA値:SPF20・PA++
- 内容量:50g
- 使える部位:顔・からだ
- テクスチャ:ミルク
- ウォータープルーフ:-
- 落とし方:お湯落ち
- 日焼け止め以外の機能:虫除けと保湿
- 医薬部外品・化粧品:化粧品
- 赤ちゃんにも使えるか:生後1ヶ月〜
アノネベビー トータルアウトドアUV
¥2,618
ドゥーエ ベビー UVプロテクトミルク
肌が弱い子供にもおすすめなのが、「2e baby(ドゥーエ ベビー)」の『日焼け止めミルク』。
ドゥーエは資生堂の低刺激スキンケアブランドで、敏感な子供の肌にも使用しやすい商品が揃っています。
こちらの日焼け止めには、伸びが良いミルクタイプで、ママ・パパが子供に塗ってあげるときにも便利。
成分には、うるおいバリア成分のキシリトールが配合され、紫外線だけではなく乾燥からも肌を守ります。
紫外線吸収剤不使用のノンケミカルで、できるだけ少ない配合成分で作られているのも特徴です。
<ドゥーエ ベビー 日焼け止めミルクの基本情報>
- SPF値・PA値:SPF20・PA++
- 内容量:40ml
- 使える部位:顔・からだ
- テクスチャ:ミルク
- ウォータープルーフ:-
- 落とし方:石鹸落ち
- 日焼け止め以外の機能:保湿
- 医薬部外品・化粧品:化粧品
- 赤ちゃんにも使えるか:生後1ヶ月〜
ドゥーエ ベビー 日焼け止めミルク
¥1,980
ママ&キッズ UVライトベール
「Mama&Kids(ママ&キッズ)」の『UVライトベール』は、紫外線吸収剤が使用されている日焼け止めですが、肌に直接触れないようにするカプセルインUVシールドの低刺激処方で赤ちゃんからでも使用OK。
さらっとした塗り心地の乳液タイプで、ベタベタが苦手な子にもおすすめです。
日常生活にぴったりのSPF・PA値なので、普段使いに適しています。子供の日焼け止めとしてはもちろん、ママが使うときは化粧下地としても利用できるのが嬉しいポイントです。
<ママ&キッズ UVライトベールの基本情報>
- SPF値・PA値:SPF23・PA++
- 内容量:90ml / 200ml
- 使える部位:顔・からだ
- テクスチャ:乳液
- ウォータープルーフ:-
- 落とし方:石鹸落ち
- 日焼け止め以外の機能:-(大人が使うときは化粧下地にも)
- 医薬部外品・化粧品:化粧品
- 赤ちゃんにも使えるか:新生児〜
ママ&キッズ UVライトベール
¥2,640
ビオレ UVキッズピュアミルク
「Biore(ビオレ)」の『UVキッズピュアミルク』は、外でたくさん遊ぶ子やスポーツを本格的にやっている小学生にもおすすめの日焼け止めです。
紫外線吸収剤不使用とSPF50+にこだわって作られており、徹底的に紫外線から子供の肌をガード!水・汗に強いウォータープルーフタイプなのも夏に嬉しいポイント。
2層タイプで白浮きしやすいという声もありますが、肌にゆっくりと馴染ませてくださいね。落とすときはいつもの洗顔料でOKですが、丁寧に洗い落としましょう。
<ビオレ UVキッズピュアミルクの基本情報>
- SPF値・PA値:SPF50+・PA +++
- 内容量:70ml
- 使える部位:顔・からだ
- テクスチャ:乳液
- ウォータープルーフ:○
- 落とし方:石鹸落ち
- 日焼け止め以外の機能:保湿
- 医薬部外品・化粧品:化粧品
- 赤ちゃんにも使えるか:生後6ヶ月〜
ビオレ UVキッズピュアミルク
¥698
アトピタ 保湿UVクリーム29
「アトピタ」は、乾燥肌ベビー向けの保湿スキンケアブランド。カサカサしたり、かゆみがでたりしやすい敏感な子供の肌にもおすすめで、保湿成分がたっぷり配合されているのが特徴です。
『保湿UVクリーム29』も保湿力が高く、しっとりとした使い心地が魅力。
紫外線吸収剤不使用で、肌に優しいノンケミカル処方の日焼け止めです。紫外線カット成分はコーティングされているので、力を入れなくても石鹸ですっきりと落ちてくれますよ。
他に、ウォータープルーフの保湿UVクリーム50(SPF50・PA+++)もあります。使用シーンに合うものを選んでくださいね。
<アトピタ 保湿UVクリーム29の基本情報>
- SPF値・PA値:SPF29・PA+++
- 内容量:30g
- 使える部位:顔・からだ
- テクスチャ:クリーム
- ウォータープルーフ:-
- 落とし方:石鹸落ち
- 日焼け止め以外の機能:保湿
- 医薬部外品・化粧品:化粧品
- 赤ちゃんにも使えるか:新生児〜
アトピタ 保湿UVクリーム29
¥935
マミー UVマイルドジェルN
ジェル状で肌に馴染みやすい「Mommy(マミー)」の『UVマインドジェルN』は、普段使いにぴったりの子供用の日焼け止めです。
ポンプ式なので、玄関先に置いておけば親子でお出かけ前に使うことができます。
配合成分にこだわった弱酸性で、肌に優しいタイプの日焼け止めですよ。
他には、ウォータープルーフタイプのマミー UVアクアミルク(SPF50+・PA ++++)もあります。
<マミー UVマイルドジェルNの基本情報>
- SPF値・PA値:SPF33・PA+++
- 内容量:100g
- 使える部位:顔・からだ
- テクスチャ:ジェル
- ウォータープルーフ:-
- 落とし方:石鹸落ち
- 日焼け止め以外の機能:保湿
- 医薬部外品・化粧品:化粧品
- 赤ちゃんにも使えるか:1才〜
マミー UVマイルドジェルN
¥990
日差しが強い季節は子供も肌に優しい日焼け止めでしっかり紫外線対策♪
子供の将来のためにも大切な、紫外線対策。よく使うものなので、肌に優しいタイプや使い勝手がいい日焼け止めを選ぶのがおすすめです。正しい使い方・落とし方をして、効果的に日焼け止めを使ってくださいね。
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