iDeCoを使うと得する理由①掛金が控除の対象になる
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、毎月掛金を積み立て、積み立てたお金を60歳以降に年金または一時金として受け取る制度です。
毎月積み立てた掛金は課税所得から差し引かれるので、住民税と所得税の負担が軽くなります。
具体例:年収400万円のサラリーマンが毎月20,000円をiDeCoで積み立てをした場合
→毎年36,000円の税金が戻ってくる
(参考:みずほ銀行 iDeCoの3つの税金メリット)
ちなみに、専業主婦などで住民税・所得税を払っていない人はiDeCoの節税メリットを受けられないので、注意してくださいね。
iDeCoを使うと得する理由②投資しなくても控除が受けられる
「iDeCoで積み立てをすると税金が戻ってくるのはわかったけど、投資はやっぱり怖い……」と思っている方に朗報です。
iDeCoで積み立てをするときは、元本が確保されない投資商品以外に『元本確保型』の商品も選べます。
『元本確保』とは、満期時に元本(預けたお金)が保証される定期預金などのこと。投資しないので投資によるリターンは得られませんが、お金を預けているだけなので投資リスクを負うこともありません。
つまり、銀行にお金を預けるようにiDeCoを利用するだけで、節税メリットを受けられるということ。投資に抵抗がある方には最高の制度ですよね。
ただし、手数料が高い銀行窓口などでiDeCoを始めると、手数料で元本割れが起きるリスクがあります。iDeCoを始める前には、必ずシミュレーションをしてからにしましょう。
iDeCoを利用して、賢く節税しよう
「投資が怖いからiDeCoは使えない」そう思っている方も、iDeCoの仕組みを理解して活用すれば、投資のリスクを負うことなく賢く節税できますよ。
毎年数万円のお金が返ってくるお得なこの方法を、ぜひ活用してくださいね。
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